日増しに暑くなってきました。
こんな時は、冷たいアイスコーヒーが飲みたくなりますよね。
寒いときはホットで、暑いときはアイスで、コーヒーは1年中美味しく楽しめる飲み物です。
家では本格ドリップで飲んでる方も、外出先ではコンビニや自販機で缶コーヒーを飲むことが多いいんじゃないでしょうか。
そんな缶コーヒーも最近はペットボトルに押され気味。
ガブ飲み派にはペットボトルがいいみたい。味より量ですかね?
そんな缶コーヒーですが、その歴史は長く今だみんなに親しまれ続けています。
今回はその缶コーヒーの話。
缶コーヒーは3種類ある
外出先で自販機とかコンビニで手軽に飲める「缶コーヒー」最近はホントにおいしく飲める「缶コーヒー」が増えました。
ところで、この「缶コーヒー」その成分によって3種類に分類されることをご存じですか?
成分による缶コーヒーの違い
実は、缶コーヒー100g中に含まれるコーヒー成分(生豆の量)によって
- コーヒー
- コーヒー飲料
- コーヒー入り清涼飲料
に分けられています。
缶の表面に小さく表示されているので、ほとんど気にする事はないと思いますが、あなたの好きな缶コーヒーがどう表示されてるか一度確かめてみても面白いかも。
品名によるコーヒー成分の違いは、
品名 | 成分 |
コーヒー | 100g中に生豆の量が5g以上のもので、 一番コーヒー感が強いものです。 |
コーヒー飲料 | 100g中に2.5g~5gの生豆を使用 したもの。少し薄めのコーヒーという感じです。 |
コーヒー入り清涼飲料 | 100g中に1g~2.5gの生豆を 使った飲み物で、もはやコーヒーのような飲み物 |
以上のようになります。
比べていただくとわかる通り、コーヒー感が強いのはコーヒー>コーヒー飲料>コーヒー入り清涼飲料になります。
やっぱり美味しいと感じるのは品名がコーヒーのものですね。
よくあるカフェオレなどは、上記の3種類の表記に加えて乳固形成分の量が3%以上のものは、「乳飲料」と表示されます。ダイエット中の方は気にしてください。
缶コーヒーに使われる豆はロブスタ種
以前の記事で、コーヒー豆の原種は3種類あるとお話ししました。
喫茶店とかコーヒーショップではほとんどアラビカ種が使われています。でも缶コーヒーは、ほとんどがロブスタ種です。
*注 缶コーヒーの中でも少量のアラビカ種をブレンドしているものもある。
何故缶コーヒーの豆はロブスタ種なんでしょう?
ロブスタ種が使われる理由
それは、ロブスタ種の特徴が缶コーヒーに適しているからです。
- 価格が安い。(ベトナムなどアジア諸国で生産)
- 生産量が安定している。
- 少量でもコーヒー感が強く出る。(苦みや渋みが強い)
- コクや香りは控えめ。
- 風味が変化しにくい。
このロブスタ種の特徴を見ると、大量生産する缶コーヒーにピッタリの豆であることがよくわかると思います。
微糖、無糖の違い
最近は健康志向も強くなって、無糖の缶コーヒーが人気です。
体にはいいんだろうけど、私は微糖しか飲みません。ていうか無糖は飲めない。
微糖、無糖の違いは含まれる糖類の量によるようです。
飲料100mlあたり、糖類2.5g未満の場合は「低糖」「微糖」、糖類0.5g未満の場合は「無糖」と表示できます。
また、「低糖」「微糖」については、従来品や日本コーヒー飲料協会が策定した「コーヒー飲料等通常品(7.5g/100ml)」に比較して2.5g以上糖類が低減されていれば、その低減された量や割合を「糖類〇〇%減」などと具体的に記載することで表示できます。
一方、「甘さひかえめ」など味覚に関する表示については、個人差があることから特に法律で定められた基準はありません。
by 全国清涼飲料連合会
と言う事なので、最も一般的なレギュラー缶はおよそ190mlなので糖分は2.5×1.9=4.75gになります。
これは小さじ一杯分(5g)の量に等しいですね。
微糖で小さじ一杯分の砂糖が入ってるの?なら普通の缶コーヒーは?
通常の缶コーヒーは7.5g/100mlだから、7.5×1.9=14.25gになります。
これは大さじ一杯(15g)に近い。
角砂糖一個が3~4gだから角砂糖ならおよそ4個分!
角砂糖4個⁉もう通常の缶コーヒーは飲めないわ。
まとめ
今回は気軽に飲める缶コーヒーについてお話ししました。
現在販売されている缶コーヒーの種類は、650種類ほどと言われています。そんな中から自分にあった缶こひーを選ぶのは至難の業。
健康面も考えて、せめて微糖か無糖の中から選ぶのがおすすめです。
缶コーヒー選びに悩んだらこちらの記事も参照してみてください。
今回は以上です。
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