ネットショッピングで便利なクレジットカード(デビットカード)。
みなさんも1枚は持っていると思います。
今は、現金よりカードやスマホを使った電子決済の方が多くなっています。中には10数枚のカードを持ってる人も。
でも、カードのセキュリティ対策は十分できていますか?
今回は、実際不正利用の被害に2回会った私の経験から、カードのセキュリティ対策についてお話します。
*注 ここでは主に私がよく利用する楽天デビットカードを例にお話しています。
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自分でできること
まず第一に意識しておいてほしいのは、カードを利用する限り、
不正利用される可能性がある。
ということです。
なのでカードを利用する側も自分でできる防衛策は、できる限り講じておかなくてはなりません。
具体的には、
- 不必要にカードを増やさない。
- IDやパスワードの管理に責任を持つ。
- カード管理も慎重に。
- 疑わしいショップの利用を避ける。
- 不正利用に関する情報収集。
などです。
1.不必要にカードを持たない(増やさない。)。
当然ですが、カードの枚数が増えるとその分管理が複雑になります。
一定の職業に就き、社会的な信用が上がってくると、簡単にクレカも作れたりします。
クレカが増えたからと言っても、決してあなたの財産が増えたわけではありません。
クレジットカードは多くても2~3枚程度にしておきましょう。5枚も10枚も持ってしまうと管理が大変なのはもちろんですが、多重債務に陥る危険性も秘めています。
2.IDやパスワードの管理
ネットショッピングの決済には、カードのIDやパスワードが必要です。
もし第三者があなたのカード情報を不正に入手出来てしまうと、大変なことになります。
なので、カードのIDやパスワードの管理はできる限り慎重にしなければなりません。
今のネット社会では、カードに限らずIDやパスワードを設定する機会がとても多いいです。
ソフトウェアやスマホのアプリ、パソコンのログイン、特定サイトの会員登録などなど…。
私も実際に、Chromeのパスワードマネージャーに登録されている数だけでも200ほどありました。
こんなにパスワードがあると、十分に管理できているとは思えないわ。
なので、すべて覚えきれないからと言って、同じIDやパスワードを使い回していることはないですか?
使い回しているパスワードが多いほど、第三者に不正利用される危険も多くなります。
ですからせめてクレジットカードのIDやパスワードは、独自のものに設定しましょう。
また、一度設定したパスワードでも、長く使い続けるとやはり不正利用される危険度が増してきます。
数年も同じIDやパスワードを使い続けている場合は、変更する方が安心です。
楽天カードのログインIDやパスワードも長く使っていると、変更をすすめるお知らせメッセージが届きます。
変更をすすめられたら、面倒でも変更しておきましょう。
アプリで管理
IDやパスワードは忘れてしまうと大変です。
私は、表計算ソフトでID・パスワードを記録して管理はしていますが、便利なアプリを使った方がもっと楽に管理できます。
パスワード管理ソフトのおすすめは、無料で使える「Bitwarden」です。
「Bitwarden」は無料でも利用可能な機能が多く、オープンソースということもあり、現在もっとも注目度が高いパスワード管理アプリの1つです。
Bitwardenを上手に使って、パスワード管理を簡単にしかも安全にしましょう。
3.カードの管理
カード情報の漏えいに気を付けるのはもちろんですが、カード自体の管理にも注意が必要です。
- 不必要にカードを持ち歩かない。
- 身内であっても貸与しない。
- 利用明細は定期的に確認。
- 取り扱いは丁寧に。
などです。
カードの紛失・盗難・スキミングなどの事故に遭遇しないよう、十分な注意が必要です。
カードの適切な管理は所有者の義務と心得ておきましょう。
4.疑わしいショップでの利用は避ける
カード情報の入力だけで手軽に買い物ができるネットショッピングですが、便利な反面悪用される手口も年々巧妙化し増え続けています。
詐欺サイトの見分け方や防衛策については、以下のサイトが非常に参考になりました。是非一読してください。
▼詐欺サイトの見分け方はこちら、
また今まで詐欺サイトと思われる代表的なサイトの一覧もありましたので、参照してみてください。
▼怪しいサイト一覧
カードが危険にさらされるのはネットショッピングだけではありません。
実店舗にも犯罪は潜んでいます。
特に場末の飲食店(スナック、キャバクラ等)や風俗店では以前からカードのスキミングが横行していました。
恥ずかしながら、私はひなびた地方の外人キャバでスキミングされた経験があります。
また。海外では日本以上に注意が必要です。
中国人の妻も、「大連のデパートでもカードはあまり使わない方が良い。」と言ってました。
5.情報収集
カード詐欺の被害者にならないためには、カード利用者側も武装する必要があります。
それには最新のカード詐欺に関する情報を知ることです。
犯罪者は、次々と手段を変えてあなたのカードを狙っています。
前述したように、ネット上にもたくさん不正利用に関する情報がありますし、最新の情報は、SNS(Twitterなど)のほうが早く確認できるかもしれませんね。
楽天カードのセキュリティサービス
カードの所有者ができる利用上の注意点を説明しましたが、楽天デビットカードにも独自のセキュリティサービスが用意されていますのでぜひ活用しましょう。
実は私も不正利用が発覚するまでセキュリティサービスはデフォルトのまま手を付けてませんでした。
デフォルトではセキュリティの状態が「中」の判定になっていますが、さらに強化しましょう。
楽天デビットカードのセキュリティ設定は7項目あります。
- IP制限サービス
- 振込限度額設定
- ログイン制限サービス
- モバイルアクセス制限
- ATM出勤制限サービス
- ログイン履歴閲覧
- デビット利用制限
設定しておきたい項目
7つのセキュリティ設定の中でも、特に設定しておきたい項目があります。
振込限度額設定
振込限度額を設定することで、万が一第三者に不正利用され、振込されてしまう被害金額を最小限に抑えることができます。
デフォルトでは100万円に設定されています。
振込限度額を記入し、設定変更を押せば完了です。
ログイン制限サービス
ログイン制限サービスは、通常のログインにワンタイムパスワードを追加する設定になります。
これはかなり強力なので、ぜひ設定してください。
モバイルアクセス制限
モバイルアクセス制限はスマホなどからのログイン方法に、3種類の方法を選択できるようにし、セキュリティを強化します。
- 全てのアクセスを許可
- クイックログインによるアクセスのみ許可
- すべてのアクセスを禁止
ここでは「クイックログインによるアクセスのみ許可」を選択すればいいと思います。
クイックログインはスマホの楽天銀行アプリの機能ですが、詳しくは以下参照。
*注 自分が使っているスマホの機種は必ず確認して設定してください。
ATM出勤制限サービス
こちらでは、ATMの出金停止設定、出金限度額設定、利用するATMの設定、利用する時間が設定(制限)できます。
ATMで出金できる都道府県まで制限できます。
デビット利用制限
ここではデビットカードの一時利用を停止/再開の設定ができます。
(利用停止にしても、国内ATMからの入出金・残額照会はできます。)
ネットショッピングができなくなるということね。
利用停止のボタンを押すだけで設定完了です。
海外利用だけ停止することもできます。
しばらくネットショッピングしないつもりなら、設定しておけば強力なセキュリティになります。
以上の項目を実際に設定してみると、私のセキュリティは「高」評価になりました。
IP制限サービスは設定しない方が良いかも
7つのセキュリティ項目の中の「IP制限サービス」については、設定を慎重にした方がよさそうです。
なぜなら、皆さんが利用しているインターネットのサービスプロバイダが提供するIPアドレスは可変であることがほとんどです。
可変IPアドレスについては、
プロバイダのIPアドレスは不定期で変更されてしまいますから、IP制限をかけるといつの間にかログインできなくなってしまう可能性があるからです。
まとめ
ネットショッピングを安心して楽しむためにもカードのセキュリティ対策は必須です。
そのためには、カード利用者が自分のカード情報を守ることはある意味で義務だと心得ておきましょう。
また、不正利用防止の手段としてカード会社の提供するセキュリティ対策は積極的に利用するべきだと思います。
今回は、カードの不正利用されないために自分でできる対策と、楽天デビットカードが提供するセキュリティ対策について紹介しました。
みなさんが今一度カードセキュリティを見直して、安心してネットショッピングを楽しんでいただけるよう願っています。
今回は以上です。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは
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