プリンターは新品を買うべき!3回中古を買って後悔した私が宣言する

こんにちは

プリンター(複合機)もかれこれ5台ほど買い替えてきました。
その経験で得た結論、

プリンターは新品を買うべき!

私が今までに買ったプリンターは新品が2台、中古が3台です。
メーカーはcanonとepsonのどちらかでした。

プリンターはインクも高いし、機能も使いこなせないし
安物の中古品で十分。と思ってました。
でもこれほど中古品にデメリットが多いとは。

これからプリンターを買おうと考えている人はぜひ参考にして
ください。

ここで言うプリンターとは、個人が一般家庭で使用する
インクジェット方式の複合機のことです。
目次

中古品がダメな4つの理由

はじめにプリンターの中古品のメリットを一つ言っておきます。

中古品は安い!

が、それだけ。

canonでもepsonでも2~5年前のそこそこのグレードの製品が
半額以下、安いときは3分の一ほどの値段で購入できます。

平太
平太

安けりゃいいんじゃないの?

冷静な嫁
冷静な嫁

安いのには必ず理由があるのよ。中古プリンターに関し
てはそれがデメリットになることの方が多いわ。

この安さは魅力的ですよねぇ。
私もこの安さに惹かれた者の一人です。

中古品はすべてヤフオクで買ってました。

ダメな理由①使用状況がわからない。

プリンターは消耗品です。

他の電化製品もそうですけど、プリンターは特に
経年や使用による劣化が早い。

中古のプリンターを買う場合まず価格を重視しますが、
次にその製品の製造年月日使用履歴に注目します。

ヤフオクでも誠実な出品者なら印刷枚数を記載してあること
がありますが、まれです。ですから、購入しても過去の使用状態が
分からない事が多いです。

ストアを除いて個人が出品する際の理由として多いのは、

売る理由①新しい機種に買い替えるための資金として処分
②どうも調子が悪くなった、性能が落ちた。
③そろそろ寿命かな?
④型番が古くなった。(3~4代前の製品)

などです。

買ったばかりで状態もいいものを安く売ることはまず
ありえません。

そこで問題なのが、出品されている製品の過去の使用履歴です。

【中古プリンターの確認項目】

  1. 総印刷枚数
  2. 製造年月日
  3. 廃インク吸収パッドの状態(まだ余裕があるかどうか)
  4. 純正インクを使っていたかどうか。
  5. 給排紙がスムースかどうか

などです。

これらすべてが確認できる出品物はまずありません。
上記の①②は確認できますが、③④⑤はまずわかりません。

そこで購入者は、「安いからいいか。」
と自分に言い聞かせて賭けに出るわけです。
私もその一人ですが、3台の中古品を買って使用できた期間は
1台につき1~1.5年ほどでした。

プリンターの総印刷枚数の確認方法

話はそれますが、ここでプリンターの総印刷枚数を確認する方法を
簡単に説明しておきます。

《canon製品の場合》

canonのユーティリティーより「ノズルチェックパターン印刷」
で印刷すると出てきたチェックパターンの下部にトータル印刷枚数
が表示されます。

《EPSON製品の場合》

Windowsの「コントロールパネル」⇒「デバイスとプリンター」
で表示されたプリンターアイコンを右クリックし、メニューから
「印刷設定」⇒「ユーティリティー」の中の「プリンター情報」で
確認できます。

プリンターの寿命について

新品のプリンターの寿命は、使い方にもよりますが一般的に

印刷枚数1万枚で3~5年ほど

と言われています。

それくらい使用すると次のような不具合が出てきます。

  1. プリンターヘッドの摩耗(印刷のカスレ)
  2. 廃インク吸収パッドの限界(エラーが頻発)
  3. 給紙ローラーの消耗(紙詰まり)
  4. 電源の故障(電源自体が入らない。)

などです。

ダメな理由②インクがほぼない

中古プリンターの場合、新品のインクカートリッジが付属
されていることはほとんどありません。

カートリッジそのものも無いか、インクが残っていたとしても
すぐに無くなってしまうほどの量であることが多い。

新品だと容量は少なめでも未使用のカートリッジが付属してます。
だから中古プリンターはまず

カートリッジを購入を考慮しなければなりません。

純正で5千円、互換品で2~3千円は別途必要になります。

ダメな理由③不具合の修理は結構高額になる

殆どのプリンターメーカーの補償期間は1年です。
ですから中古品を買った場合この補償期間がすでに終わってる
製品がほとんどです。

補償期間を過ぎると当然修理費用は有償となります。
その際の修理費用はどのメーカーも安くて8千円から、
高いもので1万8千円もかかります。

canonのホームページより

昭平令
昭平令

これじゃあ新品で買った普及クラス(1~3万円)の
製品でも修理してまで使い続けようとは思わないで
しょう。

冷静な嫁
冷静な嫁

そうねぇ、それが中古なら論外ねぇ。

師匠
師匠

インクカートリッジ代金といい、修理費用といい
メーカーの意図が透けて見えるようじゃ。

たとえ安く手に入れた中古のプリンターでも、故障のリスクが
高くなり高額な修理費用がかかるなら何のメリットもないこと
になります。

ダメな理由④長くて1年半の寿命

これは私の経験からですが、中古プリンターを買ってまともに
使用できた期間は長くて1年半ほどでした。

一番短かったのは、2019年に購入した2017年製の
EPSON EP808です。買ってから1年過ぎたころから紙詰まりが
多くなり、その後電源すら入らなくなりなした。

EPSON EP808

ちなみに私の使用状態は、年間1,000~1,500枚くらいで
内2割くらいがカラー印刷(写真)、インクは互換インクを
使用してました。

互換インクカートリッジはメーカーの補償もないし、不具合の可能性も
多くなるので機械にはよくないんですけど、

純正インクが高すぎる!

昭平令
昭平令

ワンセット5千円もするインクを中古のプリンターに
使う気にはならない。

冷静な嫁
冷静な嫁

互換インクカートリッジなら2千円ほどで買えるから仕方ないわねぇ。

インクカートリッジは使用状況にもよりますが、ワンセットで
A4文書カラー印刷するとおよそ400枚と言われてます。
ただ実際は、ヘッドクリーニングで結構消費しますので300枚
くらいの感じ。

このEPSON EP808はインク漏れがひどくカートリッジの装着部分
の底に黒インクがよく溜まってました。

印刷しても黒インクがベッタリ付いてしまったりしてたので
よくヘッドクリーニングしながら使ってましたが、購入から
1年くらい経ったころついに電源が入らなくなりました。

故障の原因は特定してませんけど、おそらく廃インク吸収パッドの
限界がきて電源部にインクが漏れてしまったのではないかと
思います。

昭平令
昭平令

一度、質の悪い互換インクカートリッジを使ったのも
悪かったのかも。

その前に使っていたプリンターはcanon MG4230です。
こちらも2年落ちの中古でしたが、1年半で寿命を迎えました。

下がMG4230

印刷のカスレが出始めて、最後には排紙がまともにできなくなり
給紙したA4用紙が重なったまま廃止されるようになってました。

新品の複合機の価格

紹介した2台の中古プリンターは中級クラスのインクジェットプリンター
で購入した価格も1万円前後でした。新品の価格で2~3万円の製品です。

プリンターの価格は、その性能によって当然違いがあります。
それは、

・高画質
・動作音の静かさ
・印刷スピード
・機能の豊富さ

によるものです。でもプリントにそこまで品質を求めないのであれば
廉価版で十分だと思います。

私が今使用しているのはcanon TS3330です。

確かに筐体は安っぽいし、メンテナンスもしにくく、音もうるさいし
印刷スピードも遅い。でもコピーもスキャンも何の問題もありません。
そんな複合機が

新品で6,600円ですよ!(送料込み、インク付き)

耐久性については、まだ不明ですが、私的にはこれで十分満足。

性能に特別こだわりがなければ1万円前後で新品が買えます。

まとめ

性能を求めればいくらでも高級機はありますが、
普通の家庭で利用するのであれば廉価なプリンターでも
十分機能してくれます。

新品で廉価な1万円のプリンターを買うのと、クラスは上でも
中古品を買うのと

どちらがお得かはハッキリしています。

1年ほどで使えなくなるかもしれないリスクを考えると
価格が少々安かろうが

中古のプリンターを買うメリットは全く無い!

と言えます。

昭平令
昭平令

それでも安いひとクラス上の中古が欲しいと言う方は、
お好きにどうぞ。

それでは。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次