過払い金返還訴訟は弁護士に頼むか、自分でするか(それぞれのメリット・デメリット)

お金の悩み

こんにちは

前回過払い金返還訴訟の現状についてお話ししました。

訴訟件数自体は2009年辺りをピークにかなり減少していますが、いまだに返済に悩んでいる方や過払い金そのものに気づいていない方もおられるでしょう。

2010年以前から消費者金融から継続して借り入れをしている方や、完済して10年以内の方は過払い金が派生している可能性が高いです。

特に完済している場合、10年以上経過すると、時効となり返還請求できなくなりますので、心当たりの方は今一度自身の取引を早急に確認してみてください。

あなたに過払い金が発生しているなら、貸金業者に対して返還請求できるんですが、そこで悩むのが、

返還請求するのに司法書士や弁護士事務所に依頼するのがいいのか、自力で請求するのがいいのかという問題です。

どちらにしてもそれぞれメリット・デメリットがあります。

今回は、それぞれのメリット・デメリットと、自分で返還請求する際の心構えや注意点についてお話しします。

け~さん
け~さん

私は実際に2008年~2009年の間に、すべて自分で貸金業者6社に返還訴
訟を起こし無事過払い金の返還を受けることができしました。

け~さん
け~さん

返還金額は100%満足できる結果とはなりませんでしたが、希望の80%
位には取り戻すことができました。

お断り

この記事を書くにあたって、一つお断りしておきます。
私自身は、司法書士でも弁護士でもありません。(その分司法書士や弁護士事務所のサイトのような、営業目的の記事ではありませんので、より債務者よりな情報が提供できていると思います。)
自身の経験に基づいてできる限り正確な情報を精査しながら書いておりますが、多少の誤りがあるかもしれないことを予めご了承ください。

司法書士や弁護士事務所に依頼する場合

法人でもない限り、普段ほとんど接することのない司法書士や弁護士は名前を聞くだけでも少し尻込みされる方も多いとは思います。

でも、自分では解決できないような日常生活上の紛争には本当に頼りになる存在であるのは間違いありません。

過払い金返還請求をする際、司法書士や弁護士事務所にお願いしようと考えている方も少なくありません。

専門家にお願いするメリット・デメリット

では司法書士や弁護士事務所に依頼した場合どのようなメリット・デメリットが考えられるでしょうか?

【メリット】

  • 専門家という安心感
  • 時間的な損失が少ない
  • 周囲に知られにくい

【デメリット】

  • 費用が掛かる
  • 優良な事務所を探す方法が分からない

法律の専門家であるのは当然ですが、過払い金返還請求についても取り扱い実績が多く、様々な案件にも細部にまで対応してもらえるという安心感は依頼者にとって大きいと思います。

また、正式に依頼をすれば、最後まで(過払い金の返還を受けるまで)依頼人は何もすることなく、煩わしい作業を全て任せておくことができます。

はるこ
はるこ

時間的な余裕のない方には、これも大きなメリットね。

また、依頼者は通常過払い金返還請求自体、あまり周囲に知られたくないことの方が多いでしょうが、事務所によっては細心の配慮をもって、できる限りの対応をしてもらえるところもあります。

反対に、最大のデメリットは、費用が掛かると言う事。

【過払い金返還請求にかかる費用】

過払い金返還請求を司法書士や弁護士事務所に依頼すると、いくら掛かるのでしょうか?

費用については特段の決まりはない*注ようですし、司法書士と弁護士との差もあまりありません。

*注 弁護士の場合、日弁連により上限が決められています。

一般的には、

  • 相談料 (初回無料が多いが、2回目からは5,000円ほどかかる。)
  • 着手金  (無料のところもあるが、~4万円まで必要なことも)
  • 基本報酬 (返還請求の手続きに係る費用で、ケースによるが2万円ほど)
  • 成功報酬 (過払い金返還された金額の、16~25%の範囲)

となります。

詳しくはこちらで、

はるこ
はるこ

例えば、50万円の過払い金があるとすると、かかる費用はおよそですが
15~20万円ほどになります。

け~さん
け~さん

費用については、相談する段階で予め確認しておいた方がいいと思いま
す。正確には分からないにしても、大まかな費用を把握し、納得したう
えで依頼しましょう。

自分で返還請求する場合

過払い金返還請求は自分でもできます。

ただし、手続きを勧めていくうえで必要な条件があります。

その条件とは、

  • 平日でも出廷できる日が確保できること
  • 交渉にはある程度知識が必要なこと
  • 貸金業者と対峙する勇気、裁判所に出廷する覚悟があるか

以上が重要です。

過払い金返還請求の手続きで始めに行うのは、貸金業者へ「過払い金返還請求通知書」を送付することですが、貸金業社は通知を受け取ってもすんなり返還に応じることは稀です。

その時提示された(まれに無回答のこともあるが)条件に納得できなければ裁判となります。

その裁判ですが、平日に開廷されますので、平日に休みの取れない方は出廷できなくなります。

また、裁判に出廷しても、一回目の裁判で和解しない場合は、2回目の裁判になります。
この時、貸金業者側は、何らかの理由をつけて過払い金を少なくしようと抵抗してきますので、こちら側は、貸金業者の主張に抗弁できるだけの書面を用意する必要が生じます。

なので、訴状にしても抗弁書にしても、裁判に則した書面を用意できないといけません。

け~さん
け~さん

ただ、訴状や抗弁書などはネットでもテンプレートがたくさん
転がっているので、そこまで心配しなくても大丈夫。

自分で過払い金返還請求をしようとするときに、私が一番大事だと感じたのは、貸金業者と対峙する勇気と、裁判する上での覚悟でした。

専門知識が無くても、この勇気と覚悟で何とか乗り切れるもんです。

メリット・デメリット

自分で手続きするには、どんなメリット・デメリットがあるんでしょうか?

【メリット】

  • 断然費用が少なくて済む
  • 知識を得られ、自信につながる

【デメリット】

  • 平日に時間が必要
  • ある程度の知識は必要
  • 和解に不満が残る場合もある

と言ったところです。

自力で過払い金返還請求を行う最大のメリットは、やはり費用が格段に少なくて済むということに尽きると思います。

け~さん
け~さん

郵便代や、裁判費用は過払い金の金額にもよりますが、私が経験
した中で最大は3万円(案件が2つあったため)ほどでした。

この金額の差は、手間と時間をかけてでも、トライしてみる価値はあると思います。

まとめ

過払い金返還請求を司法書士や弁護士事務所に依頼するのか、自分でやってみるのか、選択は自由ですし、どちらにしても多少のリスクは覚悟してください。

私自身、司法書士や弁護士事務所に依頼することを反対はしませんし、むしろ条件*注によってはそちらをおすすめします。

*注 ここで言う条件とは、取引履歴や借入状態が特殊である場合や、あなたの時間的余裕などのことです。

ですが、せっかく取り戻せる過払い金は、できるだけ多く手にしたいものです。

この記事を参考に、条件を考慮して、自分でトライされるのもいいかと思います。

今回は以上です。

それでは

▼自分にはできないという方は、専門家にお願いしましょう。

アヴァンス法務事務所

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