こんにちは
待ちに待った初めての海外旅行、航空券を手配しホテルも予約し
キャリーバッグに荷物を詰めて、さあ出発。
旅行の前日は眠れないくらいワクワクします。
仕事でもない限り、海外へ渡航する機会はそんなに多くありません。
せっかくの海外旅行、できるだけ楽しく、快適に過ごしたいですよね。
ここでは、中国大連に旅行してみようかとお考えの人に
少しでも旅行期間中楽しく安心して過ごしていただくために
私の体験を交えながら、中国大連の旅行で気を付けること、
事前に準備しておいた方がよい事などをご紹介します。
お金の話(使えるクレカなど)
ご存じのように中国の通貨は人民元です。
口語ではKUAI(クアイ)と呼ぶことが多いいようです。
また記号表記は「¥」になりますので日本と同じ。
(2020年2月4日現在のレートは1元=15.58円)
持ち込める現金、持ち出せる現金の上限は?
海外旅行の際、日本から持ち出せる金額や渡航先に持ち込める金額の上限に
決まりがあります。
日本から持ち出せる金額は渡航先に限らず、100万円までです。
それ以上の金額を持ち出す場合は税関に届け出が必要になります。
トラベラーズチェックなども含まれます。
中国に持ち込める金額は2万元まで、米ドル換算で5,000㌦までです。
2万元=311,666円
5000㌦=545,471円
日本円での持ち込みは50万円までと思っていいでしょう。
(ちなみに人民元で19,000元と日本円で50万円でしたら、
合わせて持ち込み可能ですよ。)
詳しくはこちらを参照してください。↓
中国大連でクレジットカードは使えるか?
大連のホテル、デパート、有名な料理店ではクレジットカードが使えます。
ただし、使える可能性が高いカードのブランドはVISAかMASTERです。
私が大連のホテル、デパート「マイカル」、家電量販店でクレカを
使おうとしたときの経験から、
× JCB、AMEXブランドカードはほとんど使えない。
〇 VISA,MASTERブランドカードは使える店舗も使えない店舗もある。
でした。同じデパートの中でも店舗によっては使えなかったりします。
初めのころはクレジットカードもたくさん準備してましたが、今は
あれこれカードを取り出したりするのも煩わしいので、中国国内
どこでも使える
銀聯(ぎんれん)カードと海外旅行保険つきカード
だけにしています。
銀聯カードを用意する。
銀聯カードは中国銀聯でつくられたクレジットカードのブランドで、中国国内ではほとんど
どこでも使え、今やVISAを抜いて世界一の取扱金額を誇るカードです。
↑このロゴマークの付いたカードが銀聯カードです。
いま日本国内で銀聯カードを発行しているのは、
三井住友銀聯カードと三菱UFJニコス(MUFG)銀聯カードです。
【三井住友銀聯カード】
は単体の申し込みができて、クレジットカードの
利用可能枠範囲内であれば利用可能です。
【三菱UFJニコス銀聯カード】
は単体の発行はできないので、他の三菱UFJニコスカード
との併用になります。私は、MUFGのゴールドカードを持ってましたので、
銀聯カードもMUFGで発行してもらいました。
海外旅行保険付きカードを用意する。
海外旅行をする際に、航空券の予約と同時にほとんどの場合、海外旅行保険
の加入を勧められます。現在は保険料も安くなって、2~3泊の旅行でしたら
1000円前後の保険料で加入できますが、今後のことも考えると、海外旅行保険が
付帯するクレジットカードを持つ方が何かと便利でおすすめです。
付帯してます。ただゴールドカードの場合年会費が必要となるので発行を
躊躇される方もいると思います。
そこで、年会費も必要なく海外旅行保険の付帯するカードをご紹介します。
(自動付帯カード)と、渡航前に一度交通機関や航空券の支払いをそのカード
で行わないと付帯しないカード(利用付帯カード)があります。
3つのおすすめカード
【エポスカード】(自動付帯、年会費無料)
【REXカード】(自動付帯、年会費無料)
https://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/teikei/kakaku.html【楽天カード】(利用付帯、年会費無料)
電子マネー Alipay、Wechatpayについて
中国は今、電子マネーの国になってます。
その普及率は98%以上。
ショッピングはもちろん、交通機関(バス、タクシーなど)、屋台に至るまで
使えないところはないと言うくらい浸透しています。
AlipayやWechatpayのアプリをスマホにインストールし中国の
銀行口座を準備すればすぐに使用できます。
高いです。
私の様に嫁が中国人なら嫁の名義で口座も簡単に開設できますが。
中国の銀行口座開設についてはこちら↓
少し前は銀行口座がなくてもクレジットカードからチャージできることも
ありましたが、今はできたりできなかったりと不安定です。
ですから、中国で長期滞在する場合とか、ビジネスで頻繁に渡航する場合
以外はAlipayやWechatpayを使うためにわざわざ苦労して準備する価値は
ないでしょう。
手続するのは現実的ではありません。外国人には結構厳しい
システムですし、以前と比べてますます使いにくくなってます。
結論
以上の事情から日本人が観光目的で渡航する場合は
電子マネーの利用はあまりおすすめできません。
ですから少額の支払いなら、
現金で、
1万円以上の支払いなら
クレジットカードで
行うのが理想だと思います。
日本円を人民元にお得に両替するには
観光旅行でも短期の大連滞在には人民元をある程度準備しておいた方が
何かと便利です。
両替にはさまざまな方法がありますが、両替の場所や方法に
よってかなり受け取れる金額に差がありますので少しでもお得に
できる方法をご紹介します。
日本で事前に両替する
中国大連へ行く前に日本国内で予め、人民元を用意しておけば安心です。
両替の方法としては、銀行、空港、金券ショップ、外貨交換専門店
FX会社外貨両替、外貨宅配サービスなどがあります。
それぞれに一長一短ありますが、両替レートが一番いいのは
外貨宅配サービスです。
銀行、金券ショップ、外貨交換専門店は両替レートにさほど差がありません。
両替レートに手数料を含んでますのでやはり高めです。
空港での両替はレートは少し低くなりますが、一律50~60元(779円~
935円)の手数料が必要となり少額の両替には不向きです。
FX会社外貨両替もレートは低めですが口座開設などの手続きが必要です。
2019年2月時点のレートで比較しますと人民元1元を買うのに必要な
日本円は、
両替場所 | 1元買うのに必要な日本円 |
---|---|
銀行 | 18.3円 |
両替専門店 | 18.1円 |
金券ショップ | 18.6円 |
外貨宅配サービス | 16.8~18.45円 |
となります。
日本で事前に両替するなら外貨宅配サービスがおとくです。
外貨宅配サービスの中でもレートも安くおすすめなのが
外貨両替ドルユーロです。
外貨宅配サービスのなかでもNo1の換金率。(上図16.8円)
現地中国の銀行の換金率(16.6円)とあまり差がない。
代引きなら郵便局員が自宅へお届けその場で交換できて安心。
銀行と比べるとその認知度による安心感という面では劣りますが、
取引実績や口コミをみれば心配無用かと思います。
中国大連で両替する
現地で両替できるのは、空港、銀行、ホテル、外貨両替店など
があります。いずれもレートにさほど差はありません。
空港や外貨両替店はやはり50~60元の手数料がかかります。
ホテルは4~5つ星であれば両替できるところがほとんどですが、
両替できる金額の上限が低い場合があります。
(私が宿泊したニッコー大連では5万円までしか両替できませんでした。)
現地の銀行がお得
レートのみで判断しますとやはり現地大連の銀行での両替が
一番おすすめです。
中国銀行、中国工商銀行で16.60円です。(2019年2月時点)
ただ最大の障害がやはり言葉の壁による不安です。
銀行の両替には、パスポートと日本円を準備します。
中国語ができればベストですが、英語も多少は通じます。
窓口でパスポートと日本円をもって「チェンジ。チェンジ」といえば
大体わかってもらえます。お客さんが多いので結構待たされますが。
少しの勇気と慣れが必要ですが、中国の銀行で両替できれば
一番お得です。
銀行にたむろする闇両替商に注意
私が初めて大連の銀行へ嫁と行ったとき、銀行の片隅にのソファーに
大きなバッグを抱えたおじさんやおばさんが2~3人座ってました。
見ると、100元の古びた札束を無心に数えてます。
あの人たちはナニモン?
闇の両替商よ。相手にしないで。
なんと銀行のしかもATMの近くで堂々と闇の両替をしてました。
「たくましい。」
銀行も公認なのか黙認なのかは分かりませんが、日本だったらすぐ
警察沙汰でしょう。
両替のレートはいいらしいですが、偽札が紛れ込んでいたり、
枚数を胡麻化そうとしたりすることがあるそうです。
なにより違法ですので、みなさんももし声をかけられても
利用しない方が無難ですよ。
まとめ
楽しく快適に海外旅行をするためにもお金の準備はとても大切です。
本当は日本人でも現地で手軽に電子マネーのが利用できればいいのですが
現状は安心して気軽に使うにはまだまだ難しい部分があります。
ですから大連に旅行するときは
①海外旅行保険付きカードを用意する。
②銀聯カードを用意する。
③外貨宅配サービスで事前に両替しておく。
以上の3つを準備できれば安心かと思います。
なおカードなどの手配にはある程度日数が必要ですので
予め余裕をもって準備してくださいね。
それでは楽しい大連旅行を。
コメント