こんにちは
このころ2019年5月中旬から下旬にかけて、
はてなブログからwordpressの引越しに手を取られて記事の更新ができていません。
ブログが公開できる程度の形になるまでおよそ一週間ほど掛かりました。
移転作業がこれほど大変だったとは。
こんなことなら始めからケチらずに、wordpressにしとけば
良かった。と後悔しました。
けどwordpressを触っていて感じたのは、いきなりwordpressから始めるより、
「はてなブログ」である程度ブログの基本的なことを少しでも覚えていたから、
まだ入り安かったのかなぁとも思います。
「はてなブログ」でしてきたことがまるっきり無駄だった訳ではないと思います。
それはさておき、今回は以前の記事で書いた、はてなブログからwordpressへ
記事をインポートする前に準備しておきたい項目のうちの1つ、パーマリンク
の設定について紹介します。
ちなみに前回の記事は↓
パーマリンクって何?
パーマリンクとは?
ブラウザ上に表示されるURLのドメイン以降の部分、
(例)
http://ksanhonsan.hatenablog.com/entry/2019/12/05/125721/
この青色の部分(entry/2019….)をパーマリンクと言います。
ブログによっては、日時であったり、記事の内容だったり、その人の設定によって
さまざまなパーマリンクがあります。
ちなみに、はてなブログでは標準で、/entry/年/月/日/時刻になっています。
また、Googleさんもパーマリンクの適切な設定が、SEO上重要であると言い、
次のように推奨しています。↓
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解
Google検索セントラル
できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。
パーマリンクの設定方法
はてなの標準パーマリンクをそのまま流用する場合
はてなブログの標準パーマリンクをそのまま利用する場合は、wordpressの
ダッシュボード⇒設定⇒パーマリンクを選択し、
パーマリンクの設定画面が開いたら、「カスタム構造」を選ぶ。
左の空欄にまず、/entry/と打ち込んで下のタグを%year%から順番に%minute%
までクリックすると自動的に挿入されます。
でもこれだと、URLから記事の内容が想像できません。
パーマリンク新しくする場合
はてなのパーマリンクを引き継がず、wordpress用に改めて設定する場合は、
パーマリンク設定画面の中から選択するか、自分なりにカスタマイズしていきます。
私の例ですが、シンプルに投稿名(sample-post)にしています。
*投稿名の「post」部分は、記事編集画面(ここではGutenberg)の右側パ
ネルの投稿タグにあるパーマリンクのURLスラッグ欄に連動しています。
こちらだとURLを見ただけでも、ある程度記事内容が
想像できるわ。
パーマリンクの変更に関する注意点
パーマリンク変更のデメリット
私のように、ブログの記事数も少なく、アクセス数も無くはてなスターや
はてなブックマークもほとんどないならパーマリンクを変更してもさして
気にするほどの影響はありません。
でも、ある程度の記事数やアクセスを集めている方は、デメリットを覚悟して
おいてください。
パーマリンクを変更してしまうと、
というような弊害が出てきます。
パーマリンクにカテゴリーは入れないほうがいい?
パーマリンクをカスタマイズする時、できるだけわかりやすくしたいからと言う
理由で、カテゴリーを付ける方もいます。
例 ksanhonsan.com/wordpress/hosts-file
上記の青文字の部分がカテゴリーです。
wordpressのパーマリンク設定画面のカスタマイズ欄には、
/%category%/%postname%/のように入れますが、、、。
お勧めしません!
何故か?と言うと、ブログを長く続けていくと必ずカテゴリー名を変えたり、
カテゴリーの階層を増やしたり、記事を別のカテゴリーに移動させたりするケース
が出てきます。
すると、当然その記事のパーマリンクも変わってしまうからです。
なるほど!カテゴリーを付けた方が親切かなと思ったけど、
シンプルに投稿名だけにするわ。
パーマリンクの言語と使える記号
パーマリンクの言語は英数字が基本ですが、日本語も使えないことはありません。
また、使用する記号にも非推奨のものがあります。
日本語はお勧めしない
パーマリンクに日本語も使えますが、止めておきましょう。
ええ、日本語の方が分かりやすくていい気がするけど?
パーマリンクに日本語を使うと、
- アドレスバーにコピペするとエンコードされる。
- 404エラーの原因となることがある。
- SEO上よくないとの説もある。
- Twitterにコピペするとリンクされない。
などのデメリットがあります。
例えば、
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本語
をコピーしてアドレスバーに貼り付けてみると、
上図のように、日本語の部分が「%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E」
と訳の分からない記号の羅列になってしまいます。
この長たらしいパーマリンクが、エラーを引き起こしたり、リンクされないなど
の原因となります。
さらに、Googleの推奨する理想的なURLに反することとなります。
と言うことは、SEO上もデメリットのなる可能性があります。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。
Google検索セントラル
論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、
コンテンツを分類します。可能な場合は、長い ID ではなく
意味のある単語を URL に使用します。
Googleのクローラーもサイトをクロールする際、URLの日本語を日本語
として認識するのではなく、エンコードされた文字列を読み込みます。
Googleが推奨するSEO対策についてはこちらのサイトがとても参考になります。↓
以上のことから、パーマリンクには日本語は避けて英数字を使うように
しましょう。
パーマリンクで使える記号
パーマリンクの基本は英数字*注ですが、記号も使えます。
*注 英数字は大文字も小文字も使えます。
【使える記号】
- _ . ~
【使えない記号】
; / ? : @ & = + $ , % ! ’ #
以上になりますが、Googleさんはアンダーバー「_」の使用を進めていません。
なので、使う記号はハイフン「-」くらいにしておきましょう。
パーマリンクにはハイフンさえ使えれば不自由することは
ないと思います。
パーマリンクを変更したら301リダイレクト
パーマリンクは変更しないのが理想ですが、今回のような記事移動の際には
避けられないこともあります。
そこで、パーマリンクの変更によるデメリットを最小限にする方法があります。
301リダイレクトです。
301リダイレクトとは↓
ただ、301リダイレクトが万能と言うことではありません。以前の
アクセスやGoogleの評価が完全に元に戻ることはないようですよ。
でも、ユーザーのためにも、SEO被害を最小限に抑える
ためにもやっておきましょう。
301リダイレクトにはwordpressのプラグイン「Redirection」が便利です。
Redirectionを使った301リダイレクトについてはこちら↓を参照してください。
まとめ
今回は、はてなブログからwordpressに記事移動する前にしておきたい
パーマリンクの設定について説明しました。
何度も言いますが、ドメイン同様パーマリンクの設定はとても重要な作業です。
くれぐれも慎重に、後で再度変更することのないように設定してください。
以上です。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
それでは
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