TOTOの水洗トイレ、かれこれ15年以上使ってます。
長く使ってるとあちこち不具合が出る。先日もウォシュレット便座を交換したばかり。
で、つい1週間ほど前、今度は水タンクの水がたまりにくくなった。
水タンクの中から「シュー、シュー」と音がしてます。
タンクのふたを外し、内部を覗くとフロートの上部から少しづつ水が噴き出していました。
タンクの外にまで水漏れはしてないようだけど、何が原因なんだろう。
近所の水道屋さんに頼めばすぐに駆け付けて、修理してくれるだろうけど、おそらく修理代が1万円ほど(あるいはそれ以上)かかるような気がします。
なので今回は、水道屋さんに依頼するまでに何とか自力で修理してみることにしました。
今回は運がよかったのか、ダイヤフラムを交換するだけで直りました。おかげで部品代943円だけで済みました。
不具合の原因
まずは不具合の原因を探ります。
トイレの水タンクを点検する前には、必ず以下のことを準備しておいてください。
- 止水栓は必ず閉めておく
- 水タンクの下には雑巾を用意
- 工具はマイナスドライバーだけ
止水栓は床か壁にあります。私の場合は床でした。
準備ができたら水タンクの上蓋を外します。
ここで試しに止水栓を開けて、水洗レバーをひねってみました。
すると、
ボールタップの上部からシューと水が噴き出していました。水の注水口からは水が出ていません。
①浮き球の動きや②フィルターの詰まり③レバーの動作などは問題なさそうです。
どうやらボールタップが怪しい。
ボールタップを取り外してみました。
ボールタップの付け根にはダイヤフラムというゴム製の部品があります。
おそらくはこのダイヤフラムが不具合の原因だと判断しました。
DIY
早速DIYです。
と言ってもダイヤフラムを交換するだけですけど。
ダイヤフラムはTOTOのパーツショップでも売ってますが、2,000円ほどします。Amazonだと943円でした。
*注 購入するときは型番に注意してくださいね。
右がAmazonで購入した新しいダイヤフラムです。
並べてみるとよくわかりますね、古いダイヤフラムは先端のゴムが無くなっていました。
点検時同様、止水栓を閉め、ボールタップを外し、ダイヤフラムを交換します。
取り付けたら、水洗レバーをひねってみて無事に給水しているか確認してください。
まとめ
トイレに限らず、水道の蛇口などパッキンとしてゴム製品がよくつかわれています。
ゴムは必ず経年劣化します。
水漏れや動作がおかしいと思ったら、まずゴムパッキンを疑ってください。
ゴムパッキンなどの交換は、止水栓を閉めることだけ注意すれば誰にでも簡単にできます。
高額な水道屋さんにお願いする前に、自分でできることは自分でトライしてみましょう。
水回りのトラブルは様々な原因があります。今回紹介したようなゴム製品の交換だけでは直らないケースもあります。原因がわからない、手に負えないと思ったら、業者に依頼したほうが近道な場合もあります。DIYは自己責任で。
\困ったときはプロにお願いしましょう/
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