こんにちは
中国人の嫁が大連に帰っているので海外送金で評価の高い
Wise(旧TransferWise)とWesternUnionを同時に利用して
手数料や利便性を比較してみました。
どちらも始めて利用するときは、確認書類や手続きが多くて
結構戸惑いましたが、始めに登録してしまえば2回目からは
簡単に送金できます。
*ここでは中国にいる嫁に日本から送金する場合の流れを説明
しています。
日本円で送金⇒中国元で受け取り
というパターンです。
手続きの前に用意しておいた方がいいものを紹介しておきます。
- 送金者の身分証明書(運転免許書とマイナンバーカード)
- 送金者の銀行(ゆうちょ)カード番号(送金業者への振り込みに必要)
- 受取人の銀行カード番号(受け取りが銀行の場合)
- alipayを利用する場合はそのID番号
- ネットから送金する場合パソコンとスマホがあった方がいい。
WiseでもWesternUnionでも、以上のものは準備しておいた方が
手続きがスムースです。
Wiseで送金してみる
それでは、Wiseで送金してみましょう。
送金手続きはだいたい次のような流れになります。
- ①会員登録まずは会員登録をしましょう
- ②送金者情報入力送金する人の個人情報を正確に入力
- ➂受取人情報入力受取人の名前、銀行名、口座番号などを入力
- ④送金金額入力送金する金額、通貨と受け取る通貨を選択記入する
- ⑤送金者の認証スマホにて送金者の認証手続き(免許書やマイナンバーカードを用意)
- ⑥Wiseへ振り込み最後に送金金額をWiseへ振り込む
会員登録
いきなり海外送金に進まず、まずはWiseのホームページから
会員登録です。
トップページの右上「会員登録」をクリック
個人アカウントを選択し、メールアドレス、パスワードを記入、
居住国を選択すれば会員登録の完了です。
送金者の個人情報入力
会員登録ボタンを押すと送金手続きの画面へ進みます。
そこで送金者の個人情報の入力
個人情報の入力を終え送金手続きへをクリック
受取人の情報入力
「どなたに送金されますか?」と聞かれますので、真ん中の「その他」
を選択クリックする↓
続いて、受取人の氏名と口座番号(alipayの場合はID
番号)を入力する画面へ、
ここで注意したいのは、
続いて送金金額、送金通貨、受け取り通貨を記入↓
すると自動的に手数料と受け取り可能金額が表示されます。
間違いがないか改めて確認しcontinueをクリック。
スマホで送金人の認証
続いては送金者の認証をスマホで行います。
一連の手続きの中でここが一番わかりにくく面倒でした。

全てが英語なのでおじさんには分かりにくく2回ほど
やり直ししました。

辞書を片手に焦らず確実に指示どおりにすれば大丈夫。
まずは、出てきたバーコードをスマホのバーコードリーダーに
読み取らせます。
にはアクセスできずに利用できませんでした。なので、スマホで
バーコードを読み取る方が確実かもしれません。
スマホを用意してバーコードを読み取ると
上図のような画面が現れます。ここでマイナンバーカードを持っていたら
赤枠をクリック、運転免許証の場合はその下をクリックします。
私はマイナンバーカードを用意していたので、クリックすると↓
このような画面が出ます。上から順番に質問に答えていきます。
・「マイナンバーカードの右上には緑のウサギマークがありますか?」
・「マイナンバーカードの左側にはあなたの写真がありますか?」
・「12桁の登録番号がありますか?」

マイナンバーカードの見本です。
この三つの質問にすべて「YES」を選択すると、次の画面で4桁の
認証番号が表示されますので、手のひらサイズの用紙にそのナンバーを
書いたものを用意します。
続いて、スマホで3枚の写真撮影を指示されます。
ので文書でのみ説明してます。
①写真の1枚目は、マイナンバーカードの表面と4桁の認証番号の
紙を並べて撮影。
②2枚目は、マイナンバーカードを少し斜めに傾けて撮影。
(カードが本物かどうかの確認だろう。)
➂3枚目は、自分の顔と認証番号を書いた紙を持って撮影。
(なんだかアメリカの囚人みたいな気分だが。)
以上3枚の写真をアップロードします。
正常に本人認証ができると↓
パソコンに戻って手続きを進めなさいと言われます。
Wiseへ振り込み
パソコンに戻ると一旦今回の送金に掛かる手数料、受取金額などの
確認画面が出ますので念のため確認しましょう。
上図のレビュー画面を見ると、今回送金した5万円に対して手数料が
797円かかっているのが分かります。
そして実際に送金されるのは、50,000円ー797円=49,203円となり
相手方が受け取れる金額は2,944.22元になっています。

相手方に着金するのが5時間以内になってるけど
ホントかなぁ?
納得したなら続いてWise宛てに振り込みです。
パソコンからWiseへ振り込む銀行先を確認し↓
赤枠の「後程振り込む」を選択し、後は自分の口座から
Wiseへ振り込むだけです。
これで完了。
Wiseで送金した結果驚いた!
送金までの手続きは結構複雑で大変だったけど、なんとかWiseへの
振り込みまで完了しました。
実際に振り込みが完了したのは3月11日の午前中です。

ちなみに、おじさんが振り込みに利用したのは
ゆうちょダイレクトです。

Wiseから送金の受諾メール
まぁ着金が速いと言っても2~3日後かなぁ。
と思ってましたが、なんと!
当日の午後3時には着金してました!
3時頃中国の嫁から電話があり、Wiseから振込完了のメールが
届いていたとの事。

送金完了のメール

中国の嫁に届いた着金のメール

手続きの際、着金は5時間以内と言ってたのは
ホントだった。
今まで、ゆうちょで着金まで2~3週間イライラしていたのが
ウソのよう。

国際送金がこんなに早くできて、拍子抜けしたような
気分。と同時になぜもっと早くWiseに出会わなかったのか
悔やまれる。
まとめ
今回はWiseを利用して中国に送金する手続きと、その結果を
紹介しました。
Wiseを使った感想
Wiseを実際に使ってみると、初回は会員登録から送金までの
手続きが結構面倒で手間取りました。
説明文も英語表記などがあり、少し英語の理解が必要です。
ただ、送金自体はとても早く、その日のうちに完了できました。
送金の結果や着金の報告も素早く丁寧です。
これは、ユーザーにとってとても安心感を与えます。
その後、2回目も同じ相手に送金してみましたが更に簡単に
素早く送金できました。

2回目は、ホントに5分も掛からないくらいで
完了した。
Wise利用の注意点
私が今回送金したのは日本から中国へ、円で送金し元で着金する
というパターンでした。ですから他の通貨では若干異なる結果
になるかもしれません。
また、中国でWiseをスムースに利用するには受け取り側が
銀行口座(銀聯カード)または、AlipayのIDを用意することが
必須でしょう。
《WiseでAlipayを利用するには、下記を参照してください。》↓

Wiseの手数料
今回送金したのは、5万円と10万円でした。
手数料はそれぞれ797円、1,464円です。
平均するとWiseの手数料は
送金金額の1.4~1.6%になります。
それ以外は必要ありません。*1
以上、Wiseを利用してみての感想です。
早くて安心して利用できます。
現段階では、海外送金で一番のおすすめ送金業者ですね。
海外送金業者選びにお悩みの方は一度お試しください。
次回はWesternUnionを利用してみた感想と、Wiseとの比較
を書いてみます。
それでは
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