前回、メタディスクリプションの設定の必要性について書きました。
しかし、記事を書きながらいろいろ調べていく内に
「本当にメタディスクリプションを設定する必要はあるのか?」
と思えるようになりました。
今回は、実際のGoogleの検索結果を検証しながら、メタディスクリプション設定の必要性について考えたいと思います。
Googleの検索結果
私のブログ記事を例に、Googleの検索結果とメタディスクリプションを確認してみます。
検証した記事は以下です。
*このブログはテーマにSWELLを使っていて、記事には個別のメタディスクリプションを設定していません。
まずGoogleの検索窓に「reCAPCHA 接続できない」と記入して検索してみます。
すると、私の記事のメタディスクリプションの文章は、
reCAPTCHAにはじかれてサイトにログインできない原因は様々です。 ここでは代表的な対処法を紹介します。 【対処法】. Chromeのバージョン確認; Cookieの …
となっています。
ですが、使っているテーマSWELLの設定では、記事の冒頭部分を表示するような設定になっています。
サイトを表示して、Ctrl+Uでhtmlソースを確認してみます。
htmlソースを見るとメタディスクリプションは、
こんにちは先日Xserverのサーバーパネルにログインしようとしたら突然、reCAPTCHA サービスに接続できませんでした。インターネット接続を確認して、reCAPTCHA を再読み…
となっている事が確認できます。やはり記事の冒頭部分が指定されています。
検索キーワードを変えてみる
続いて、検索キーワードを「reCAPTCHA Xserver」に変えて検証してみます。
検索結果は、
このようになり、メタディスクリプションは記事の冒頭部分が表示されています。
検証結果でわかること
他の記事でも検証してみましたが、結果は同じです。
さらに、手動で記事個別にメタディスクリプションを設定していても同様でした。
これは、検索上位表示のサイトほど顕著に見られる傾向のようです。
その結果から、
メタディスクリプションは、テーマで設定されていようが、手動で設定していようが、Googleの判断によって変えられる。
ということが分かります。
これはGoogleが検索結果のメタディスクリプションに、ユーザーの検索キーワードを含めようとするために致し方のないシステムとも言えます。
まとめ
前回の記事でメタディスクリプションの必要性を説明しながら、ここでは正反対のことを言うようで気が引けますが、結論です。
メタディスクリプションは設定しても検索結果に必ずしも反映されません、Googleさんに任せましょう。
特に私のように、既に300記事ほど投稿していて、メタディスクリプションを記述していない場合、改めて個別にメタディスクリプションを設定するのは大変です。
その労力に見合った効果が見られるのかはなはだ疑問です。
敢えてメタディスクリプションを意識するとしたら、
これから書く記事の冒頭文に、キーワードを含めながら90字ほどで要約した文章を書く。
ことですかね。
今回は以上です。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは
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