こんにちは
トランクルームを御存じですか?
レンタル倉庫、レンタルボックスなど呼び方は様々ですが、個人の荷物を保管するスペース(倉庫)を提供してくれるサービスの事です。
個人においては衣類や趣味・レジャー用品などの日常使用しないもの、企業においては日常使用しない事務機器や書類などを収納するための貸し倉庫を指す。
by Wikipedia
利用客は以前、法人とか富裕層の個人客が多かったんですが、住宅地付近を中心に一般層の利用が増加しており、現在主な利用者の9割は個人です。
また、東日本大震災以降、災害の発生に備えて家財道具や思い出の品などを自宅以外の場所に収納しておくといった“リスク分散”の観点からもトランクルームの利用が広がっています。
今回はそんなトランクルームのお話し。
トランクルームはこんな人におすすめ
長く住んでいると、年々荷物は増えてくるものです。
「不要なものは捨てればいい。」と断捨離するのも一つの方法ですが、思い切って処分することがなかなかできない物って結構あります。
思い出の品や高額な商品など、いくら不要でも思い切って捨てられないわ。
住んでいる家に余裕があれば、倉庫を設置したり荷物専用の部屋を作ったりできますが、マンション住まいだとそんなスペースを確保するのは難しいですよね。
毎日の生活に必要は無くても、捨てられない品物を保管できるトランクルームがあれば便利です。
次のようなお悩みを抱えている方には、トランクルームがいいかも。
などなど。
うちには庭があるから、物置でも買っておくからトランクルーム
なんて必要ないわ。
と、お考えの方もあるでしょう。
屋外の物置の価格は、小さいものでも5~10万円、大きいものだと数十万円します。
更に、意外と気づかないんですが物置は年数がたつと錆が目立ってあまり見た目がよくなくなるし、穴でも空くとそこからいろんなもの(害虫など)が侵入します。2~3年で買い替えするとなると更に数万円の費用がかさみます。
月3000円のトランクルームを1年間利用すると、36000円になりますが物置を買うよりお得だと思いませんか?
ステキな庭に武骨な物置は似合いませんし、狭い空間が余計窮屈に見えてしまいます。
ましてマンションのベランダに設置すると尚更ですし、安全上も好ましくありません。
限られた住空間をスマートに有効活用するためにも、トランクルームの利用を考えてはいかがでしょうか。
トランクルームの種類
一般的にトランクルームと呼ばれるのは、不動産賃貸業のサービスの一つです。
私たちが気軽に利用できるのは、この不動産賃貸業のトランクルームです。
倉庫業法に基づき国交省に許可を得た倉庫業もありますが、こちらは大量
の原材料の冷凍保存や危険物まで取り扱う企業向けの事業形態です。
預かり品の管理は厳格ですが、その分料金が高額になります。
その不動産賃貸業のトランクルームにもいろんな種類があります。
利用者の目的や荷物の種類によって、あなたに最適なトランクルームタイプが選択できます。
屋外コンテナ
トランクルームと言えばコンテナというくらい古くからあるタイプです。
この屋外コンテナは、次のようなメリットがあります。
- 郊外が多いが料金が割安*注1
- 車で倉庫まで運搬できる
- 大型荷物を収納できる
- 建築資材や物販商品の保管もできる
- 堅牢である
*注1 場所により差はありますが、屋内型トランクルームであれば1畳あたりで5,000~1万5,000円、屋外型トランクルームは2,000~6,000円ほどが相場と言われています。
デメリットとしては、
- 郊外にあるため対応に時間が掛かる
- 車が無い方には不向き
- セキュリティ上の不安は少しある
- 温度や湿度に注意が必要*注2
*注2 屋外タイプのコンテナは、外気にさらされたままになり、堅牢であるが故に高温になったり
結露が発生したりすることがあります。選択する際は通気性などを十分チェックしておきましょう。
屋外タイプには、他にガレージ構造のものもあり、バイクなど
を直接収納できたりする。
屋内ロッカータイプ
近年増えてきたのがこの屋内のロッカータイプです。
ビルのワンフロアを簡単に間仕切りしたものや、ロッカーを並べた様なものなどがあります。
屋内ロッカータイプのメリットは、
- 自宅近くや通勤圏内から選べる
- セキュリティが充実
- 空調設備や衛生管理が行き届いている
- デリケートな品物(衣類など)も安心
一方デメリットとしては、
- 屋外コンテナタイプより割高
- 大型荷物には不向き
- ビルによっては利用時間に制限がある
などです。
宅配BOXタイプ
もはやトランクルームと呼べるか疑問ですけど、格安で細かい品物を預けられる宅配ボックスというのもあります。
宅配ボックスのメリットは、
- 価格の安さ(とにかく安い)
- 比較的便利な場所に多い
- 荷物の集配が楽
反対にデメリットとしては、
- ボックスに収まる程度の小物類に限られる
- 湿気など保管に不安がある
などです。
価格だけでなく、あなたの品物をどこに預けるのが最適か
よく考えて選びましょう。
おすすめ業者3選
トランクルームサービスを提供している事業者はたくさんありますが、まだまだ増加傾向です。そんな中で、どこに依頼するかを決めるのは結構難しいですよね。
事業者を選ぶ際にポイントとなるのは重要度から順番に、
- 預ける荷物の大きさ
- 場所、できるだけ自宅(または通勤圏)近くにあること
- 利用料金
- 保管状態(衛生、湿度の管理)
- オプションサービスの充実度
となるでしょう。
以下では、私が個人的に調査しおすすめできる事業者を3社厳選してみました。
選択に迷ったら参考にしてくださいね。
キュラーズ
キュラーズは、創業20周年で全国主要都市に67店舗を展開する屋内専門のトランクルーム事業者です。
各店舗にはスタッフが常駐しているので何かと安心感がありますね。
それに各店舗は比較的新しく、清潔感があるわね。
初期費用と月額
初期費用は、
①当月分(日割り料金)+翌月分(1ヶ月間の料金)
②セキュリティカード代金2,530円(税込)
になります。その他の管理費・事務手数料などは不要です。
※例えば東京都東新宿店で1帖スペースを契約した場合、13,580円×2+2,530円=29,690円
になります。
月額の利用料金は、店舗の場所、広さによって異なりますが、
・東京23区の1帖スペースで、およそ14,000円前後になります。
・広島女学院前店では1帖で、月額8,260円です。
特徴(セールスポイント)
キュラーズの特徴(セールスポイント)は
①無料シャトルが使えること。預ける荷物の配送を専用車両でしてくれます。
ただし積み下ろしは自分でしなければなりませんが。
②オプションとして月額1100円で宅配サポートが使えます。
③店舗スタッフ常駐しているので安心だし、困ったときもすぐに対応してもらえる。
④独自の空調システムを導入しており、湿温管理を徹底しています。
⑤事務手数料・管理費・更新料など一切不要です。
その他キュラーズについて詳しくはこちら↓
ドッとあーるコンテナ
ドッとあーるコンテナは東京・愛知・福岡を中心に全国に16,000室以上の屋外、屋内トランクルームを提供する事業者です。
初期費用と月額
初期費用は、
①事務手数料 賃料の1ヶ月分
②メンテナンス費 5,000円
③利用料の当月分(日割り計算)+翌月分
④補償会費 2か月分(800円×2)
⑤管理費 2か月分(500円×2)
になります。
※例えば東京都千代田区の室内トランクルーム1帖スペースで契約すると、
①13,200円+②5,000円+③26,400円+④1,600円+⑤1,000円=47,200円
と言う計算です。
月額の利用料金は、場所と屋内、屋外でかなり差がありますが、例として、
・東京都千代田区の1帖室内トランクルームで、月額13,200円
・埼玉県春日部市の屋外コンテナ、2帖で月額7,700円
になります。
※ただし、月額利用料とは別に原則、管理費(800円)+盗難・火災補償(500円)が必要になります。
特徴(セールスポイント)
ドッとあーるコンテナの初期費用は少し高めですが、各種キャンペーンを展開しており、かなり必要経費を節約できるのが特徴です。
【キャンペーンの内容】
①Web契約により初期費用3,000円割引
②長期利用(6ヶ月以上)の方は、最大6ヶ月間賃料半額
③初期費用最大2ヶ月分相当の割引
*などのお得なキャンペーンを展開中です。もちろんキャンペーン適用には、対象のトランクルームが決まっていますので詳しくは下記のドッとあーるコンテナまで直接確認してください。
ドッとあーるコンテナのセールスポイントは、
①都心を地維新に全国に16,000室以上のトランクルームを用意
②バイク専用のトランクルームがある
③契約前の下見・見学は自由
④お得なキャンペーンがある
⑤忙しい方には、運搬作業を任せられるレントラ便(有料)が使える
などになります。
その他、ドッとあーるコンテナについて詳しくはこちら↓
サマリーポケット
こちらがいわゆる宅配ボックス型のトランクルームになります。
小物を段ボールに詰めて、預けているイメージね。
スマホで好みのサイズのボックス(無料)を注文し、荷物を詰めたら集荷してもらいます、
初期費用と月額
サマリーポケットは初期費用が掛かりません
用途、保管するものに応じて9種類のボックス(無料)から選んで郵送してもらい、荷物を詰め込んだら集荷してもらうだけです。
サマリーポケットの月額利用料金は、
もっとも一般的なスタンダードプランのレギュラーサイズボックスで見てみると、
月額保管料 330円だけです。
ただし、預けたボックスを取り出すには1箱当たり1,100円かかります。
預けたわいいが、すぐに取り出す可能性のあるような荷物の場合は、
少し注意が必要ね。
ボックスサイズはレギュラーでミカン箱ぐらいの大きさをイメージするとわかりやすい。
ラージサイズはレギュラーの2倍、他にはスーツケースやゴルフバックなども預けられる。
特徴(セールスポイント)
サマリーポケットの特徴は何と言ってもその利用料金の安さですが、他にも多彩なオプションを用意しています。
①スーツなどのハンガー保管ができる(1点82円)
②衣類、布団などのクリーニングも頼める(有料)
③ヤフオク出品のサポート(手数料10%)
④預けた品物の補償は1万円までだが、安心サポート(1箱55円/月)加入で50万円まで補償。
など便利なオプションがあります。
また、私自身不安に感じていた保管時の湿気や温度対策についても心配なさそうですね。
カビの発生しにくい保管湿度65%以下となるようにコントロールを24時間365日実施。ワインや美術品の保管も手がける保管のプロ・寺田倉庫と、国内初のトランクルームサービスを手がけた実績豊富な三菱倉庫が、あなたのお荷物を大切にお預かりします。
by サマリーポケット
サマリーポケットについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
まとめ
今世の中は断捨離ブームです。
でもブームに乗っかって捨てたわいいが、「しまった。」と後悔している人も多いいはず。
今は必要なくても、ふとした拍子に「確かあの工具があったはず。」と慌てて探すようなこともあります。
古い書籍、アルバム、使い古した家具など確かに邪魔かもしれませんが、そこにはあなただけの思い出も詰まっているはず。捨ててしまえば思い出もなくなってしまいます。
邪魔になったり、不要になったら「断捨離」、ではなくトランクルームに預けてみませんか?
全国に増え続けているトランクルーム、価格もずいぶん利用しやすくなってきました。
あなたにピッタリのマイトランクも身近にきっと見つかるはずです。
トランクルームの活用方法は不用品整理以外にもいろいろあります、目的にあったトランクルームを探してみてくださいね。
今回は便利なトランクルームのご紹介でした。
この記事がどなたかのお役に立てればうれしいです。
それでは
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