「Chrome のアップデートは受信されません」との警告は互換性の設定に問題が。

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こんにち

32ビットの古いソフトを利用するために、Chrome の32ビット版やChrome enterprise
をインストール、アンインストールを繰り返してました。

しばらくして、Chrome を開くとブックマークバーの下に次のようなメッセージが出るようになりました。

Windows XP と Windows Vista はサポートされなくなったため、このパソコンでは今後 Chrome のアップデートは受信されません。

*Chromeのヘルプ、「Chromeについて」を確認しても同様の警告が出る。

け~さん
け~さん

?おじさんのパソコンはそこまで古くないぞ。

念のために調べてみると、Windows で Chrome を使用するための要件は、

  • Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、または Windows 10 以降
  • Intel Pentium 4 以降のプロセッサ(SSE3 対応)

となってます。

け~さん
け~さん

おじさんのCPUはCore i 5だし、windows10を使っているから
Chromeさんの要件は満たしている。

では何故このような警告が出るのか?

ネットで散々調べましたが、これといった原因究明には至りませんでした。

ただ、警告を表示しなくする方法は分かりましたので、紹介します。

目次

Chromeの起動オプションを使う

デスクトップのChromeのショートカットアイコンにオプションを加えることで
いちよう警告は表示されなくなります。

▼ショートカットアイコンのオプション

半角スペース--disable-infobars

まずChromeのショートカットアイコンを右クリック、

プロパティを選択、

ショートカットタブのリンク先の最後に先ほどのオプションを追加して、OKを押す。

はるこ
はるこ

この方法でとりあえず警告は表示されなくなるけど、根本的な
解決にはなっていないわね。

注意

インフォバーには重要な情報や警告が表示される可能性もあるので、これを表示させなくするのはお勧めできません。
また、Chromeのアップデートも行われない危険を回避することもできません。

※Chromeをアップデートしない危険性についてYahooニュースより報告がありましたので引用しておきます。

すでにChromeにて、悪用を確認

11のセキュリティの欠陥のうち1つは、すでに悪用が確認されたとGoogleが認めたのです。Googleの外部の誰かがこのセキュリティの欠陥について知っていて、ユーザーがアップデートしていなければ、悪用される可能性もあるということです。

この欠陥は、[$NA][1296150]アニメーションにおける解放後のメモリ使用(深刻度が高い CVE-2022-0609)です。解放後のメモリ使用の脆弱性とは、プログラムの動的メモリに関するものです。 プログラムがメモリロケーションをクリアしても、そのメモリのポインタをクリアしない場合、悪意ある者が特定のプログラムに侵入することができるのです。

Googleは、この欠陥がすでに悪用されたのか、誰に悪用されたのかは明らかにしていませんが、自分のMacやPCのChromeをすぐにアップデートしたほうがいい理由としては十分過ぎます。

Yahooニュース

互換モードのチェックを外す

Windows パソコンがシステム要件を満たしているのに Chrome が起動しない場合、
Chrome が Windows の互換モードで動作するように設定されている可能性があります。

け~さん
け~さん

おじさんのショートカットアイコンの互換モードには、いつの間にか
チェックが入っていた。

と言う事で、互換モードを無効にしましょう。

互換モードを無効にするには

①Chrome アイコンを右クリック。

②プロパティから互換性タブを選択、

③「互換モードでこのプログラムを実行する」 チェックボックスをオフにする。

後はOKを押して完了です。

これで、警告は表示されなくなりアップデートも自動で行われるようになるはずです。

まとめ

おじさんのChromeに警告が出た原因は、はっきりと特定できたわけではありませんが、
おそらくWindows10に対応していない古いソフトを使おうとしたことに起因している
のではないかと思います。

け~さん
け~さん

古いソフトでも便利で使いたいものはあると思いますが、ある程度の
トラブルが起こることも覚悟しておいた方がいいかも。

また、Chromeにはいろんな種類があり、古いバージョンでもインストーラーが存在しているのでどのバージョンを使うのも自由です。

ただし、WindowsでもChromeでもサポートが終わったバージョンを使い続けるのは
悪意のある第三者の格好の餌食になることをよ~く覚えておきましょう。

はるこ
はるこ

WindowsもChromeも頻繁にバージョンアップしてるのは
利用者の危険を少しでも回避させるためです。

特別な理由がない限り、バージョンアップはしておきましょう。

今回は以上です。

この記事がどなたかのお役に立てればうれしいです。

それでは

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