知っておきたい!中国(大連)の水道水、食用油、大気汚染の現状

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こんにちは

今中国ではコロナウイルスが猛威を振るっていて
大連でも感染者が出たり、マスクが不足したり
外出できなくなったりでみんな戦々恐々としています。

嫁の家族も、マンションからの外出を極力控えているせいで
かなりストレスが溜まっているようです。

もう少し暖かくなって感染のピークが過ぎるのを見守るしか
手の打ちようがないというのが正直なところ。

こんな時にのんびり旅行の話をするのも気が引けますが、
あなたが将来訪れるかもしれない大連について、前回の続きを
もう少し書いてみます。

いままでさんざん大連旅行をおすすめしてきましたが今回は、
良い事ばかりではない、大連のグレーな部分についても正直に
お話ししたいと思います。
目次

まだまだ大連の空はグレーです。

北京や上海の大気汚染がちょこちょこニュースになったりしてますが、
大連もまだまだ空が汚れてますねぇ。

とある日の大連中心部

私が訪れたときの三回に一回くらいは、天気が良くても曇ったような空でした。
中国の大気汚染は2013年くらいがピークのようで、当時の北京は
PM2.5が900㎍/㎥まで達してました。それこそ前が見えないくらい
大気が汚れて、健康にも非常に危険なレベルでした。

ちなみに健全な生活が送れるレベルの基準値は
中国が定めたのが75㎍/㎥、WHOの規定では25㎍/㎥です。
ですから900㎍/㎥がいかに恐ろしい数値か分かると思います。

さすがの中国もあれから環境問題に本腰を入れるようになり、
2020年現在その数値は激減し、北京でも30~40㎍/㎥辺りの
数値に落ち着いてます。でもたまに200~300㎍/㎥になったり
してますが、それでも随分改善しました。

改善していると言っても実は都市部だけで、中国でも特に
西の果て、新疆ウイグル自治区やカザフスタン近くはまだまだ
大気汚染ひどいところが残ってます。なんだか大きな家の
玄関だけはとりあえずキレイにしているような感じ。

大連もひどいときは200㎍/㎥以上になってましたが、今は
50~60㎍/㎥の日が多く、たまに100㎍/㎥以上になってます。

この数値だけ見ると、大連も空気がキレイになったと思うかも
しれませんが、実は日本と比較するとまだまだ汚れているんです。

日本のPM2.5の基準値は35㎍/㎥で実際全国的に見ても、一日平均
20㎍/㎥以下の所がほとんどです。大連の50㎍/㎥というのは実は
日本より2~3倍汚れてるということなんです。

春節や国慶節には大連に帰省する私の嫁も「まだ、少し空が汚れてる。」
と嘆いてます。

大連の人は車を洗わない?

大連でも高級外車がよく走ってます。路地裏にも所狭しと駐車してますが
公設、民営を含めて駐車場らしき設備がかなり不足してます。
一応駐車ルールはあるのでしょうが、みんなランダムに隙があれば
駐車している感じ。

そして私が一番気になったのは、そんな高級外車でもほとんどがホコリ
をかぶったようにうっすら汚れていること。
そこで嫁に聞いてみました。

私「大連の人はなんで車を洗わないの?」

嫁「洗ってるよ、でも直ぐに汚れたようにホコリをかぶってしまう。」

なるはど、車を洗わないのじゃなく、少し外に置いといたら大気汚染
のせいですぐに汚れてしまうらしい。納得。
それほどまだまだ大連でも空気は悪いのが現状です。

洗濯物はどこへ?

また、マンションを眺めていて気付いたのが、洗濯物を見かけないこと。
上海の裏通りのマンションで洗濯物を窓から突き出した棒に干したり、
ロープを張って干している光景を大連では見かけません。
ほとんどガラスで囲われたサンルームか部屋干しにするとのこと。

たまに、天気のいいときだけマンションの屋上で干すらしいです。
そうしないと、外に干したら薄汚れたようにホコリが付くので
洗濯しなおす手間が増えるらしい。

PM2.5の数値が50㎍/㎥であれば健康を害するほどの値ではないにしても
それだけ空気は汚れているということです。

春先にかけては黄砂も多くなり、PM2.5のと重なったりするとホントに
薄曇りの空のようです。

運が良ければキレイな青空が見えることもありますが、
旅行の際はマスクも用意しておいた方がいいですよ。

この記事のデータはこちらを参照しました。↓

大連の水道水、油は危険?

大連の水道水はそのままでは飲料に適しません。
覚悟があれば飲めないことはないけれど、絶対飲まない方がいい

中国の都市部では、現在高度な浄化技術により水質も随分良くなりましたが、
日本より硬度がかなり高く、臭いや有毒物質が完全には除去できていません。

水の硬度は、カルシウムやマグネシウムの含有率で決まります。
含有率120mg/l以下の水を軟水
120mg/l以上の水を硬水といいます。
日本は60mg/lほどの軟水です。ペットボトルでもエビアンなどは
304mg/lの硬水です。日本人は軟水に慣れているので中国の
水道水はなじめません。中国は250~350mg/lの超硬水です。

都市部の浄水技術は日本と変わらないぐらいですが、何しろ水源の汚染度が
かなり高く、さらに住宅に引き込んでいる送水管も古く汚れているので、
せっかくの高度な浄水技術が台無しになってます。

水道水は沸かして飲むもの

世界でも、日本のように水道水がそのままゴクゴク飲める国の方が
むしろ少なく中国でも飲用するには必ず沸かして飲みます。
夏でも一旦お湯を沸かしてそれを冷ましてから飲んでます。

元来中国では冷たい食べ物や飲み物は体に良くないという
意識が強く、冷たいものをそのまま飲んだり食べたりするのを
好みません。レストランなどでビールを注文すると大抵生ぬるい
ビールが出てきます。

大連でも水道水は沸かして飲むのが普通です。またそれぞれに、浄水装置をつけたりウォーターサーバーを利用して飲料用に使ってます。
(私の嫁はウォーターサーバーもあまり信用できないと言ってますけど。)

ペットボトルの水は大丈夫?

それじゃあ旅行者が水を飲みたいときは?
やはりコンビニなどに売っているミネラルウォーターになります。

安心なミネラルウォーター

ただ、このペットボトルの水にもいろいろありまして、安心できない
ものもあります。

市販のミネラルウォーターは500mlで5~8元ほどでかなり種類があります。
中でもおすすめは

百岁山(Gantenガンテン)----軟水で私には一番飲みやすかった。

怡宝纯净水(Cestbon)-----純浄水(蒸留水)なので硬度は0

この二つがどこでも見かけて買いやすく安心です。
硬水の好きな人は「昆仑山」「西藏 5100」などが有名で人気です。
また、「エビアン」「ペリエ」や日本のペットボトルもありますが結構いい値段ですよ。

たまに道路端で1元くらいのミネラルウォーターを売ってたりしますが、
まず買わない方がいいかと。中身が何かわかりませんよ。
有名なメーカー「農夫三泉」でも以前水質基準を満たさないものが出回っていた
過去があります。

恐怖の食用油

ご存じの方もおられるとは思いますが、2005年ころから見かけるようになり
2012年ごろ中国で大きな社会問題にもなりました、その油の名は、

「地溝油」

精製方法は工場の排水や下水道に溜まった表面のクリーム状のものをすくい取って
ろ過し煮沸したもの。これを食用の油として販売してました。

その当時の食用油のおよそ10%くらいは「地溝油」だったそうです。
普通のサラダ油の半値だったので油をよく使う安い中華料理店、屋台、
安いファストフード店などで実際に使用されてました。

地溝油を使った料理店の店主は決して自分の店の料理を口にしなかった
という笑えない話もあります。

「地溝油」には発がん性物質や、農薬なども含まれており、それを食べた
人たちに甚大な健康被害を及ぼしました。

さすがに中国政府も見過ごすわけにはいかず、厳しい取り締まりを行って
現在はあまり見かけなくなったそうです。

だが「地溝油」は死滅していなかった。

北斗の拳風見出しですが、嫁の話によると

今でも一部屋台には使われている可能性がある。」とのこと。

そんな理由で、嫁の家族も屋台では決して食事しないそうです。
中国人自身、だれも安い料理は信用してないということ。

大連では中山広場の北西側にある天津街が屋台通りとして有名ですが、
ここで使われている油も疑わしいらしいです。

「地溝油」も進化して今は「新型地溝油」というらしく、以前ほどの毒性は
ないらしいですが、大量に摂取すると体にいいことはありませんし、
慣れない日本人が食べるとおそらくおなかを壊します。

旅行した時、観光地などで屋台を眺めながらワクワクするのも楽しみ
の一つですよね。あたりに美味しそうな匂いをただよわせて、
しかも激安となればついつい買って食べたくなります。
冷静な嫁
冷静な嫁

あなたは特に食い意地がはってるから。

昭平令
昭平令

買ってもいい?

冷静な嫁
冷静な嫁

どうぞご自由に。

あいや~
あいや~

おいしそうでも食べない方がいいあるよ。

それじゃあどこで食事するの?

私が大連でお腹を壊したのは一度だけです。
以前お話しした大連の居酒屋のホタルイカを食べた時だけ。
ホタルイカ事件↓

まず一番安全なのはホテル(五つ星クラス)での食事。
(味もいいけど値段もいいのが難点です。)
ですが、せっかくの旅行ですからグルメも満喫したいですよね。

そこで私が大連で食事して安心で(お腹を壊さなかった。笑)美味しいお店を紹介します。

「天天漁港」
大連の名物海鮮のお店で、市内だけで9店舗あります。
新鮮な魚介類を好みの調理法で注文できます。魚介類だけでなく
肉料理からデザートまでほぼ何でもあります。予算は一人
2,000円~4,000円くらい。

「万宝海鮮舫」
こちらも海鮮料理の有名店。「天天漁港」より高級なレストランです。
建物の外観や入り口の豪華さには圧倒されます。さらに個室で食べれば
リッチな気分が味わえますよ。予算は一人5000円以上。

「大清花餃子」
 こちらは有名な餃子の専門店。いろんな具材の餃子が楽しめます。
美味しいですけど、一皿の量が結構多いので注文しすぎに
注意してください。予算はひとり2,000円ほど。

「海の郷」
ここは日本料理風の鉄板焼きのお店。地元の大連のお客さんでいつも
にぎわってます。テーブル席、カウンター、個室が用意され結構
オシャレな内装。価格もリーズナブルで美味しい。
予算はひとり2,000円から

「野力肥牛」
ここは寒い時期に欠かせない火鍋の美味しいお店。日本人好みの
味付けで人気の火鍋店。つけダレも胡麻とポン酢がありますが、個人的には
胡麻ダレがおすすめ。嫁はもっと辛いほうがいいと言ってますが、
十分辛いです。予算はひとり2,000円くらい。

「小城粥道」
ここはホテルの朝食に飽きたら、たまに来るお粥のお店。でも開店は11時。
お粥は朝食べるものと思っているけど大連ではランチでもディナーでも
食べます。フラマホテルの裏側にあって便利。CAさんにも人気で
オシャレなお店。予算はひとり1,500円あれば十分。

以上が私が大連でよく行くお店です。ここでは今までお腹を
壊したことはありませんよ。(笑)地元の人に言わせると少しお高いですが
たまの旅行の時くらいはちょっと贅沢しましょう。

まとめ

いろいろ悪口を書いてますけど、次の2点を気を付ければ
大連は本当に過ごしやすい街です。

一、水道水は直接飲まない。
(できたらウガイや歯磨きもミネラルウォーターで。)
一、屋台の油には気を付ける。
(おいしそうでも我慢した方がいい。)

今回は 大連の空気、水道水、食用油のことを中心に現状を正直に
書いてみました。大連だけでなく中国に行かれるときはぜひ心がけて
いただければ幸いです。

次回ももう少し大連のことを書いてみます。

それでは。

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