知らないと損をする国際送金の仕組み(複雑な手数料と取り扱い業者)

お役立ち情報

こんにちは

中国人の嫁が日本から中国の家族への国際送金で、送金方法や
送金業者選びに結構苦労してました。
日本の銀行から国際送金するのが一番安全で、確実なんですが
なんせ

手数料がバカ高い!

10万~20万円の送金で手数料が1万円以上かかります。

昭平令
昭平令

銀行で4,5回送金するなら航空チケット買って中国まで
持って行った方がいい。

今までは手数料が2,000円注1のゆうちょ銀行のネット送金を
利用してましたが、受け取り日数がかかり過ぎた(3週間ほど)り、受け取り指定口座に着金されず結局日本へ返金となるなどのトラブルがあった。
注1:2019年11月28日から手数料は値上がりして3,000円になっています。

この時、無事返金はされたのですが、ゆうちょ銀行の手数料は戻ってきません
でした。ゆうちょ側の説明によると、日本から中国へは確実に送金され
てはいるが、何らかの原因で中国国内の金融機関で留まっているとのこと。

冷静な嫁
冷静な嫁

こんなんじゃゆうちょも安心して利用できないわ。

嫁も困っています。

トラブルの原因はゆうちょ側にないにせよ一度こんなトラブルに
出くわすともう利用したくなくなりますよねぇ。

そこで、どうすればお得に安全に送金できるかじっくりと調査して
みました。
(注:ここでは主に中国への送金についてのお話ししてます。)

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国際送金の仕組み

国際送金にはいろんな方法がありますが、まずは国際送金の
仕組みについて説明します。

国際送金は送金する相手国や取扱業者よっても多少異なりますが
大まかには次のような流れになります。

国際送金の流れ
  • 日本から送金
    日本の取り扱い機関へ日本円で送金を依頼
  • 円をドルに
    取り扱い機関が日本円をドルに交換
  • 中国へ送金
    取り扱い機関が中国の機関へ送金
  • ドルを元に
    中国の取り扱い機関がドルを元に交換
  • 受け取り
    中国で相手方が元の受け取り
上記の中の日本円⇒ドル、ドル⇒元の交換が国際送金の手数料を
高くする要因になってます。また、その時点での為替レート
よっても大きく左右されることとなります。

送金に掛かる手数料に注意

いずれにしても国際送金には手数料が必要ですが、これが

とても分かりにくい!

【国際送金に掛かる主な手数料】

  1. 送金手数料
  2. リフティングチャージ
  3. コルレスチャージ
  4. 外国為替手数料
  5. 受取手数料

中継銀行や両替の回数が増えると手数料はかなり高額になります。

分かりやすく言うと、日本円で10万円送金しても中国で受け取る
金額は9万円以下になってしまう場合があると言う事です。

昭平令
昭平令

中国で10万円必要なら、送金金額は余裕をもって12万円ほど
準備した方がいいかもね。

・リフティングチャージとは

両替をしない送金の場合にかけられる手数料です。

昭平令
昭平令

ハッキリ言ってこれ取らなくていいんじゃない?

冷静な嫁
冷静な嫁

そうねぇ、送金手数料として取ってるのにもっともらしい
名目付けて。余分な手数料払いたくないわ。

・コルレスチャージとは?

国際送金の場合送金先と送金元との間に中継を行う銀行(コルレス銀行)
がいくつか入る場合があります。

このコルレス銀行に支払う手数料をコルレスチャージと言います。

国際送金でよく起きるトラブルの原因となるのがこのコルレスチャージ
の認識不足によるものです。コルレスチャージにより受取金額が送金額
より思った以上に少なくなる事があるためです。

コルレスチャージは事前に支払うこともありますが、送金時に自動的に
引かれてしまい「受取金額が少なくなった。」と、不満に感じることと
なるのです。

ですから送金を取り扱う機関に事前にコルレスチャージの有無を
確認するようにしましょう。

宣伝用の手数料と実際の手数料

しかし、国際送金を取り扱う業者のほとんどが自社の手数料
の安さばかり強調しPRているので、送金に掛かる費用全体の金額が
ことさら分かりにくくなっています。

例えば、

ネットの広告でもこんな表示を見かけます。
これじゃあ国際送金に詳しくない人は誤解しますよねぇ。

確かに取り扱い業者の手数料は安いかもしれませんが、それ以外に
かかる中継銀行の手数料や両替手数料などはあまり表示されません。
この中継銀行の手数料や両替手数料のことを「隠れコスト」と呼んで
送金金額と受取金額の差に驚く原因の一つになります。

ですから、国際送金の取り扱い業者を選択する場合は、見かけの
(宣伝用の)手数料の安さだけで判断しないように気を付けてください。

国際送金取り扱い業者

では、実際に国際送金を取り扱う業者にはどんなものがあるのでしょう、

【取り扱い業者】

  1. 銀行。
  2. 資金移動業者。
  3. FX業者。
  4. 郵便局。

などです。

ではそれぞれ国際送金がどのように行われているか、大まかな手数料は
いくらかかるか比較しながら説明していきましょう

銀行で国際送金

都銀でも地銀でもほとんどが国際送金に対応しています。
ただし、中国への送金を取り扱ってないところもありますのでその辺りは
各自で調べてください。

《広島銀行》

広島銀行の海外送金手数料の例

広銀で送金すると、およそ11,500円の手数料が必要です。

《みずほ銀行》

みずほ銀行で送金すると、コルレスチャージ先払いで11,000円の
手数料が必要になります。

《楽天銀行》

楽天銀行は銀行の中では比較的安く送金できます。
中国への送金もおよそ4,750円でできるようですが、受取手数料が
別途1,000円ほど必要になるかも。

簡単な送金のシミュレーションもできるので確認してみてください。

中国へ10万円送金した場合の手数料シミュレーション

楽天銀行の口座開設はこちら↓

資金移動業者(資金移動サービス)

2010年に資金決済法が改訂され、

資金決済に関する法律(資金決済法)により、銀行以外の業者でも為替取引を業として行うことができるようになりました。銀行以外の業者が行う為替取引を「資金移動業(資金移動サービス)」といいます。

100万円以下であれば資金移動業者(登録業者)に限り、コンビニや旅行代理店の窓口、インターネット、携帯電話などで、国内だけでなく海外へも振込や送金ができるようになったのです。

一般社団法人日本資金決済業協会より抜粋しました。)

これにより海外送金にたくさんの資金移動サービス業者が参入しました。
現在、一般社団法人日本資金決済業協会には80社ほど登録されています。

ここでは中でも知名度と実績のある業者を3社紹介します。

《WesternUnion》

Western Unionはアメリカ創業で160年の老舗海外送金サービスです。
送金はセブン銀行やファミリーマートからも行える便利なサービスが
用意されています。

送金手数料は、送金手段によって変わりますが結構リーズナブルですが、
手数料が含まれた独自の為替レートを使っているので別途手数料が
必要となります。

日本からの国際送金 | Western Union
Western Union送金サービスを利用して日本から国外へ送金します。当社の為替レートを確認し、送金状況をオンラインで確認することもできます。

《TransferWise》

TransferWiseは創業2011年の新しい会社ですが手数料の透明性を
セールスポイントとした人気の海外送金サービスです。

隠れコストのないリアルタイムの為替レートを使用しているため
手数料の総額がわかりやすく安心なサービスを提供しています。

上図は日本から中国に10万円送金した場合の受取金額(元)です。
合計手数料は1,464円となっておりかなりお得

ネットでかんたんに海外送金 | TransferWiseで海外へ送金する
銀行の海外送金では多額の手数料が課金されますが、私たちは最低限の手数料で送金を可能にします。早く、安価で、カンタンに送金。

《SBIレミット》

SBIレミットはいろんな送金方法が選択できるのが特徴の海外送金
サービスです。特に、レミットカードによる送金はゆうちょATMから
直接できるので便利ですね。

(ただし、中国へ送金する場合は受け取り側が、銀聯カードを扱える
銀行口座を準備している必要があります。)

手数料は

ですが、上記以外に外貨両替の際、為替レートによる手数料がかかります。

銀行の場合独自のレートを採用し、予め為替レートに手数料が上乗せ
されていることが多いですが、海外送金サービス業者でもSBIレミットのようにレートに手数料を含むことがあります。これを
隠れコスト」と呼んで利用者を惑わせる原因ともなってます。
SBIレミット株式会社
国際送金・海外送金はお得な手数料のSBIレミットなら、最短10分程度でマネーグラム取扱店(世界約200カ国と地域に約25万拠点)へ海外送金が可能です。在日外国人の方に便利な多言語のサポートも万全です。

FX口座を利用した海外送金

海外送金サービスにはFX口座を利用した方法もあります。

ただしこちらの送金方法は100万円以上の高額な送金の場合には
とてもお得にはなりますが、一般的な送金(100万円以下)には
適していません

FX口座の開設や資金の移動、FXの知識が必要なことなどもあり
あまりお手軽に利用できる送金手段ではありませんので、
おすすめはしません。

その他の海外送金サービス

《ゆうちょ銀行》

先ほども書きましたが、現在手数料3,000円で中国にも送金できますが
中継銀行の手数料(コルレスチャージ)や受け取り手数料などが別途
送金金額から差し引かれます。

また、ゆうちょ銀行独自の為替レート(手数料を含む)を採用しているため、
隠れコストが発生します。

ゆうちょ銀行

《DOCOMO MONEY TRANSFER》

NTTDOCOMOが提供する海外送金サービスです。
手数料は一律1,000円となってますが、やはり独自の為替レートを
採用しているため、別途費用がかかります。

中国 | 海外送金・国際送金 | NTTドコモ | docomo Money Transfer
中国への送金なら、ドコモの海外送金がお得です。上限額。受取金融機関はこちらから。※現在中国への送金は停止中です。

まとめ

海外送金についてその仕組みや、手数料、主な取り扱い業者を
紹介しました。

送金金額が高額(100万円以上)で、手数料にはこだわらない、
とにかく安全で確実なのは大手銀行ですね。

ただ、私たちが普段利用する海外送金は商用を除いてそこまで高額に
なることはまずありません。

現在の所、数ある海外送金業者を比較検討した結果、

資金移動サービス

もっとも安く手軽に送金できる手段

ではないかと思います。

次回はその資金移動サービスの中でもおすすめの

TransferWise、WesternUnionについて詳しく書いてみます。

それでは。

 

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