*注 この記事は2020年に書きました。
コロナウイルスが競馬界にも多大な影響をもたらしてます。無観客競馬なんて初めてのことじゃないかなぁ。
生で実況を観戦できない人間様には残念でしょうけど、馬はむしろ歓迎しているかもしれません。余計な歓声、罵声のない静かな競馬場で、のびのびとレースに集中して走れるのですから。
JRAにとってはその損害は計り知れないでしょうねぇ。われわれ競馬ファンにとっても良いことではありません。馬券が売れなければ、配当も低くなってしまいます。
今は早くコロナウイルスが終息に向かうことを願うばかりです。
今回は、私の前年度馬券収支報告と、2020年3月現在までの収支、馬券購入レースの選び方などを書いてみます。
2019年度馬券収支
まず、2019年度の私の馬券収支を公表します。
年間で112レースしか購入してません。大体一週間に2レース馬券購入している勘定ですねぇ。的中率は19%ですが回収率は123%なので個人的には大満足です。
金額は伏せておりますが、税務署に睨まれるような金額ではありません。
回収率がプラスになった理由
ギャンブルですから運に左右されることが多いとは思いますが、自分なりにこの結果を分析してみたいと思います。
私には馬券購入の際、常々心がけていることがあります。
- できるだけレースを絞る
- 馬券は馬連中心
- 調子の悪いときは買わない
2019年は以上のことをかなり忠実にお守ったからいい結果が出たのかなと思います。
以下、心得について詳しく解説してみます。
馬券購入のレースを絞る
これは懐事情もあるんですけど、馬券購入するレースはできる限り厳選した方が確実にいいです。
朝一から最終までやってたら必ず負ける。
馬券歴30年の私の経験則ですが、購入レースを増やすほどマイナスに転落しやすいですね。
「数打ちゃ当たるけど、回収できない。」
ことがほとんどです。
競馬好きなら、競馬場に行ったりWinsに行ったり、グリーンチャンネル見てたりしたら1Rから12Rまで馬券を買いたくなりますよねぇ。
競馬新聞買って、パドック眺めてたらもう予想し始めています。もうこうなったら「少しだけ馬券買ってみるか。」となります。
ギャンブルはすべてそうですけど、この使える金額、使ってもいい金額さえ守ればいい遊びじゃないかと思いますよ。
私の場合は、土地柄競馬場に行くことはまずないし、Winsに行くのも一年に数回ほどですが、Winsに行ったとしてもその時の懐と相談して一日3~5万円までと決めてます。
レース数は11Rをメインに2~3Rほどに絞ってます。ですからWinsに行くのもお昼からですねぇ。
普段はネット投票を利用してます。土日は毎週競馬新聞見てますが、気分が乗らなかったり仕事が忙しいときは1レースも買わないこともあります。
その結果年間112レースしか馬券購入できてないんですが、それが好結果につながった大きな要因の一つだと思います。
馬券購入レースの絞り方
JRAの年間レース数はおよそ3,400もありますので、闇雲に買っていてはキリがないし、懐もすぐにパンクします。
私の馬券購入レースの絞り方は、以下の通りです。
- 買う季節は春と秋メイン
- 芝のレース中心
- ダートはグレードレースくらいは買う
- もちろん障害レースにも手を出さない
- 短距離(1400m以下)はあまり手を出さない
- 条件(天候、馬場状態、少頭数)の悪いときは買わない
- 一日1~2Rに絞る
- あまりにも堅そうな本命サイドのレースは買わない
- 東京・中山・阪神・京都開催が中心
なんだか我慢することばかりですけどねぇ。でもギャンブルに共通することですけど、勝つためにはいかに無駄な欲望を押さえられるかがポイントになると思います。
といいながら私も上記のような制限を守れないこともたびたびありますし、そんな時はたいてい痛い目にあってます。
馬券の種類にこだわる
以前からお話ししているように私の馬券は馬連中心です。割合で示すと、
馬連:三連単=8:2くらいです。
馬券の種類と特徴
ご存じのように、馬券の種類はたくさんありそれぞれ一長一短があります。
- [単勝・複勝]
-
究極の馬券です。私がお金持ちなら買いたい馬券ですけど、一度に数千円しか使えない身からすると、配当的にも面白みに欠ける。いつかは単複で勝負できる身分になってみたい。
- [枠連]
-
例えば一つの枠に2頭いたとすると、そのどちらが連に絡んだとしても的中となる馬券ですが、配当的な妙味に欠ける。ある意味馬連の保険的な存在。馬を主体に馬券検討するのに、対象外の馬も購入していることにもなるので個人的には好きではない。
- [馬連]
-
配当のバランス、購入点数の絞りやすさから私が一番買っている馬券。だいたい軸馬を決めて5点流しで買ってます。
- [馬単]
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配当の良さは魅力ですけど、どうしても点数が増えてしまう。点数を絞って裏目が入った時の悔しさは半端ない。で裏表を押さえると、結局馬連買ってるのとほぼ同じになる。
- [三連複・三連単]
-
どちらも1着から3着までの着順を予想する馬券です。
高配当が魅力ですが、やはり点数が増えてしまう。一点あたりの掛け金を減らして点数を増やせば、1レースあたりの掛け金を押さえることもできますが、5点・6点買いくらいではなかなか的中するもんではない。
購入点数を増やせば的中率も上がりますけど、馬連の的中率と比較すると28倍の点数買わないと同じにならない。
どういう事かと言いますと、例えば16頭立てで馬連5点買いの的中率*注と同じ的中率にしようとすると三連単で140点も買わないといけなくなります。
*注 ここでいう的中率は単純に確率で計算し割り出したものです。ですから、個人個人の競馬力や馬券力によって随分変わってきます。あくまで目安として捉えてください。
馬連5点買いの的中率は16頭立てのレースだとすると単純計算で120分の5だから4%ほどです。三連単で同様の的中率を上げるには140点買わなけらばなりません。
また、馬連・3連単の平均配当(2019年度)は、
- 馬連 5,624円
- 3連単 138,905円
ですが、どちらも同じ金額(14,000円)で馬連5点(1点2,800円)、3連単140点(1点100円)買ったとして、的中した場合
- 馬連 157,472円
- 3連単 138,905円
ですから馬連購入したほうが配当も少し良くなります。
そもそも1レースに14,000円も賭けられる人はそんなにいないでしょう。私なんか2,500円~5,000円位が限界です。
3連単は、競馬に慣れてない方にはあまりおすすめできる馬券ではありません。私も、よほど点数が絞れる(24点くらい)時以外は買いません。
ただやはり爆発力(まれに数百万円)は魅力ですけど。
なお3連複は、購入点数が増える割には配当的な妙味が少なく、複勝的な要素があるので、私自身ほとんど買ったことがないし、あまりお勧めはできません。
おすすめ馬券は馬連
以上のことから、比較的低予算で、買い目も絞りやすく、そこそこ高配当も望める馬連がおすすめです。
競馬に慣れてきて、ある程度経験値が上がったならば三連単に挑戦するといいでしょう。
(馬券検討についてはまた別の機会に詳しく書きます。)
調子の悪いときは買わない。
実はこれが一番難しいことです。
まず自分自身の調子を見極めねばなりません。
私が自分の調子を見極める判断材料は
- 病気、ケガなどの体調
- 数週間的中がない
- ストレス、精神的に不安定
などです。
体調が悪いと馬券も当たらない
「健全な体に健全な予想が宿る。」という格言?もあります。
仕事でも勉強でもそうですけど、体に不調があるときはどうしても集中力がなくなります。
馬券予想も同じ。集中力が途切れたら、適当な馬券を買ってしまいがちです。
そんな時は、あっさりと競馬のことは忘れましょう。そして体調の回復に専念し、次回に備えるべきです。
ストレスや精神的に不安定な時
こちらも体調の悪いときと同じで、集中力が散漫になりがちです。
仕事の関係で精神的に落ち込んでるとき、彼女とケンカしてイライラしているときなどは、一旦そのストレスがクールダウンするまで待ちましょう。
競馬は来週もあります。
しばらく的中していないとき
「しばらく」の期間もいろいろですが、私的には1か月ほど当たり馬券から遠ざかっているときです。
そんな時は、競馬のリズムと自信の馬券の予想スタイルがうまくかみ合っていないと考え、一週間ほど競馬から離れます。
そんな時はグッと我慢して静観してください。
まとめ
今回紹介した馬券購入方法は、あくまでも私の個人的な見解です。あなたの馬券的中を保証するものではありません。
ただ、これからの馬券購入の参考にしてもらえれば幸いです。あくまでも馬券購入は自己責任でお願いします。
あなたの馬券スタイルで、競馬を楽しんでくださいね。
いろいろ講釈をたれましたところで、私の2020年度1月~3月の馬券収支ですが、
これはひどいですね。
なんでこんな結果になったかというと、みなさんに偉そうなこと言いながらガマンができてなかったからです。
やはり他人に勧めるなら自分もしっかり守らないと痛い目にあいます。
神様は見ている。
4月からは気分を改め、再度我慢の競馬に徹します。
その後の結果はまた報告しますね。
それでは
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