こんにちは、私のブログに立ち寄って頂きありがとうございます。ここでは、私の音楽(ギター)遍歴について、思いつくままに書いていこうと思います。
かなり古く不正確な情報もあるかも知れませんが、その辺はご容赦ください。
ハードロックへ
クィーンに没頭していたころ、同時にディープパープルやレッドシェッペリン、ジェフベックも聞いていましたが、割合で言うと7対3くらいです。
クィーン熱が冷め始めると興味の比重がだんだんコアなハードロックへと傾き、バンドよりもギタリストそのものに注目し始めました。
今回は当時私が憧れてよくコピーしていたギタリストたちをご紹介します。
リッチーブラックモア
ディープパープルのリッチーブラックモアはギタリストとして最初に憧れた一人です。
アルバム「マシーンヘッド」はそれこそ全曲まるまるコピーを目指して、レコードをテープに録音し耳コピしてました。
私のギターはレスポールでしたのでリッチーのクリーンディストーションサウンドは出せませんでした。レスポールのギターマイクはハムバッキングで太い音がでますが、音が歪過ぎる傾向にありました。
リッチーのフェンダーストラトは、シングルマイクでアンプにマーシャルを使っていたので、クリーンでなおかつ厚みのある音がしてました。
この音に憧れて何とか近づこうといろいろ試しましたが、
当時の私にはギターを買い替える余裕もないし、アンプもローランドの安いものだし、エフェクターさえ買えない貧乏高校生でしたので仕方ないと諦めてました。
あっ、そう言えばレスポールにはトレモロアームも付いてなかったです。ですので、トレモロ奏法の部分はチョーキングやスライドで胡麻化してました。
今でこそ、プロのギタリストが使うエレキギターはストラトタイプが主流となっていますが当時は、レスポールと半々ぐらいだったと思います。
「マシンヘッド」の中では、ブルース色の強い「レイジー」が一番好きでした。
「レイジー」のソロの中で特に薬指と小指のトリルがよく使われてますが、まぁコピーするのに苦労しました。今でも完璧には弾けませんが。
「マシンヘッド」の後に、「インロック」「ファイヤーボール」などもコピーしてました。「チャイルドインタイム」の後半の三連ピッキングもなかなかうまく弾けませんでした。
「インロック」のなかのSpeed Kingは最高にカッコよかったなぁ。
ジミーペイジ
レッドシェッペリンのジミーペイジもよくコピーしてました。特にセカンドアルバムはやはり全曲耳コピしてました。
アルバムの中では「胸いっぱいの愛を」と「ハートブレイカー」が好きでよく弾いてました。
ジミーペイジはテクニック的には、さほどの評価はされてなかった(それでも私にとっては十分むずかしたった。)のですが音遣いのセンスは抜群で、聞かせるソロが多かったです。
サードアルバムで印象に残っているのは「移民の歌」くらいです。最大のヒットとなった「シェッペリンIV」では、「ブラックドッグ」や「ロックンロール」をよく
練習してました。
後に私もアマチュアバンドを組んで演奏してましたが、「ブラックドッグ」も「ロックンロール」も出だしのタイミングがなかなか合わせられず、自分のリズム感のなさを痛感させられました。
シェッペリンは「聖なる館」以降、民族音楽的な色が濃くなってあまり聞かなくなりました。
ペイジ自身のギターソロを聴かせるような曲が少なくなり、技術てきにもだんだん落ちてきていたように感じました。
ジェフベック
ジェフベックは派手なパフォーマンスもなくどちらかと言うと、寡黙で見た目地味なギタリストですが、私には、エレキギター奏者の中でNO1の存在です。
初めてジェフベックを知ったのは、BBA(ベック、ボガート&アピス)のライブアルバムでした。この中の「ジェフスブギー」を聴いたときなんとカッコイイ音だと感動しました。
その後ソロアルバム「ブローバイブロー」を聴きさらに夢中になりました。このアルバムの収録曲「悲しみの恋人たち」を聴いたとき、大げさではなく本当になぜか
涙があふれてくるほどの感動を覚えました。
ギターでこれほど感情表現できるものなのか?と思うくらい音が泣いているように聞こえました。
もちろん私もコピーに挑戦してましたが、泣きません。どうしてもベックの域には到達できませんです。
ジェフベックの略歴
1960年代後半から1970年代にかけて、当時3大ギタリストの一人と言われ、エリッククラプトン、ジミーペイジらとともにギター少年の憧れでした。中でもギタリストとしての技量はベックがピカイチだったと思います。
ヤードバーズ脱退後、ジェフベックグループ、BBAなどのバンドを渡り歩きますが、余り楽曲には恵まれず、クラプトンやペイジほどの名声は得られませんでした。
ロッドのヴォーカルもさることながら、それに絡むベックのワウワウを駆使した語り掛けるようなギターにはしびれました。
ソロになり「ブローバイブロー」「ワイヤード」などの名作を発表し続け、最近では「ナディア」というインド音楽の要素を取り入れた名曲を聴かせてくれました。
ここ数年はギターをピックでなく指で弾くことが多くなり、トレモロアームも多用してベック独特の音を作り上げています。
御年75歳になった今でも、現役でライブ活動も行っている姿を見ると、自分の年を再認識させられるとともにこれからも私の中の神様であり続けてほしいと願うばかりです。
ジミヘンドリックス
ベックらの数年後、私の前に現れたギターヒーローがジミヘンドリックスです。
私の中では、ジミヘンは見せる(魅せる)ことに成功したギタリストという印象が強いです。
もちろんブルースやジャズに裏打ちされた彼独特のテクニックは素晴らしいと思いますが、とにかく大音量でフィードバックをガンガン効かせて、エフェクター(フランジャーやワウワウ)を巧みに操り、派手な衣装を着飾り、
ギターを破壊したり、燃やしたりするステージパフォーマンスで一気にファンを虜にしてました。
燃やすくらいなら、おじさんに下さい。
燃やす用のギターじゃないか?
もちろん「ワイルドシング」や「紫の煙」「ヴードゥーチャイルド」なども良く聞き、ギターもコピーしてましたが好きだったのは、「風の中のマリー」、「リトルウイング」「レッドハウス」「ハウスバーニングダウン」などでした。
ソロの指使いも良かったけど、カッティングがとてもカッコよかった。たまに歯で弾く真似もしましたが、本当に気持ち悪くなりすぐ止めました。(笑)
私がよくコピーしていたギタリストの紹介はまだまだ続きますが
今回はこのへんで。
つづく
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