こんにちは
♬何億光年輝く星にも寿命があると、 教えてくれたのはあなたでした~♬
星にも寿命があるように、パソコンにも寿命があります。
特におじさんのように古いパソコンを使ってる人は意識した方がいい。
パソコンが寿命を迎えると言う事は、突然積み上げてきたデータを
失ってしまうと言う事です。
そんな悲劇に見舞われないために、使っているパソコンの健康状態や
寿命についてある程度把握しておきましょう。
「10年以上使ってるけど問題ない。」という人もいるでしょうが、
それは突然やってくる。備えあれば患いなし。
2~3年でパソコンを買い替えているようなリッチな方は
気にしないでください。
最近は、メーカーパソコンをチョコチョコいじるくらいですが、
PentiumⅡの昔から自作にハマっていたおじさんが、経験を含めて
お話しします。
パーツの寿命
パソコンは複数のパーツで構成されています。主なパーツは、
- CPU
- ハードディスク(SDD、HDD)
- メモリー
- マザーボード
- ディスプレイ
- 電源
ですが、もちろんそれぞれが同時に寿命を迎える訳ではありません。
一つづつ寿命について把握しておきましょう。
CPUの寿命
実は、CPUは寿命のないパーツと言われるくらい、ほとんど故障のない
部品です。普通に使っていれば、10年以上は動作してくれます。
実際、おじさんもCPUの故障に出くわしたことはないし、
会社のcore 2 duoはいまだに現役です。
CPUが壊れたらもちろんパソコンは立ち上がりませんが、CPU以外の
パーツによる原因の方がはるかに多いです。
ただし、過度な衝撃を加えたり、オーバークロックにより高温にさらされたり
すると壊れてしまうことがあります。
CPUの冷却機能
CPUに限りませんが、パソコンは熱処理が重要です。
CPUに取り付けてあるファンの状態もたまには確認してあげてください。
1年2年も経つと、結構埃だらけになってます。
ファンの回転に影響するほど汚れていたら、掃除機や綿棒などで
掃除してあげてください。
パソコンも10年選手となると、CPUとファンの間に塗り付けるグリスが
硬化してしまっていることもあります。硬化してしまうと熱伝導も悪くなり
十分な冷却ができないこともあります。慣れてない方にはあまりお勧め
できませんがグリスの塗り替えも冷却対策の一つではあります。
はじめの内はCPUを触るのも怖い気がしますが、
やってみると意外と簡単な作業です。
ハードディスクの寿命
ハードディスクには主にHDDとSSDの2種類があります。
HDD
HDDは古くから利用されている馴染みの深いパーツですが、磁気ヘッドと
回転テーブルを動作させてデータを記録しています。
なのでごく僅かではありますが、摩擦によって劣化が進行してしまいます。
使用環境にもよりますが、平均寿命は3~5年と言われています。
でも、おじさんはHDDを5年以上使って壊れた経験は
ありません。使ったHDDは、IBM、WesternDigital
、Seagateなどのブランドメーカーですけど。
会社やゲーマーなどのヘビーユーザーでもない限り
そうそう壊れない。
HDDが調子悪くなると、
- 「カリカリ」と普段より大きい異音がしだす。
- HDD自体が熱くなる。
などの症状が出てきます。
SSD
最近のパソコンはSSDが主流になりつつあります。
上はおじさんが使っているSSDですが、価格も安く信頼
できるメーカーでしかも5年保証がついてます。
SSDの寿命は、HDDよりは長いとされてますが、書き込み回数によって決まります。
またSSDのグレードによって書き込み回数の上限にかなり差がありますので、
一概に年数は決められませんが、普及タイプのSSDならおよそ5年と
言われています。
メモリーの寿命
メモリーはどのメーカーも10年以上使えるように設計されています。
CPU同様パソコンのパーツの中では壊れにくい部品です。
ただし、静電気には弱く初期不良の多いいパーツですので、安いからと言って
バルク品はあまりお勧めできません。
マザーボードの寿命
10年ほど自作にハマっていた頃を含めて、マザーボードが壊れた経験はありません。
次々に性能が上がるCPUに合わせて、マザーボードも変更していたので、
長くても2~3年くらいしか使い続けてませんでした。
その後、メーカー製パソコンを5年以上使っても壊れたことはありません。
コンデンサーの寿命
マザーボードが寿命を迎える原因として考えられるのは、
コンデンサーの異常です。
コンデンサーの寿命は、温度によりかなり差が出ます。規格では105℃で
2000時間となってます。
でも普通に使っていれば、3~4年は持つし、10年でも大丈夫だと言われています。
ボタン電池の寿命
これはおじさんも経験があります。
中古のパソコンを買ったとき、しばらくすると立ち上がらなく
なりました。
原因が分からず、電源のON・OFFを繰り返したり、スタートボタンを
長押ししてみたり、CPUやメモリーを抜き差ししたり、あたふたしていた
ことを思い出します。
で、ネットで調べまくってようやくボタン電池が原因だったことが分かりました。
たった200円前後の電池一つでパソコンが起動しなくなる
なんてその時は考えもしなかった。
ボタン電池の寿命は、リチウムのCR2032タイプでおよそ5年と言われています。
製品によっては2年で寿命となる事もあるようです。
ディスプレイの寿命
ディスプレイ自体壊れた経験はありませんが、寿命はおよそ10年
と言われています。
寿命が近くなると、
- 発色が悪くなる。色が薄い、暗い。
- 画面がチラついたり、線が入る。
などの症状が現れます。
最近のパソコン用ディスプレイは、21インチタイプでも1~2万円前後で
探せますので、前述のような症状が現れたら買い替えを検討しましょう。
画面が悪いと、目にも良くないので早めの交換が
おすすめ。
電源の寿命
パソコンに使われる電源ユニットの寿命は2~5年と言われています。
やはり使用環境によって差はあり、中には10年経っても大丈夫なこともある
様です。
肝心なのは、使用用途に合った余裕のある電源ユニットを使っているかどうかです。
一般的には300W~が理想で、ゲーマーなどのヘビーユーザーなら600W~は
欲しいところ。
まとめ
今回はパソコンの寿命についてお話ししました。
普段は意識することのない寿命ですが、その時は必ずやってきます。
新品の購入から5年以上たっていれば、そろそろ寿命を意識した方が
いいと思います。
いざと言う時に、慌てないように備えておくことが大事。
例えば、
- 大切なデータは、他の場所にバックアップ
- 寿命前にパーツ交換
- 余裕があればパソコンの買い替え
などを検討してみて下さい。
パソコンのパーツの中でも寿命の短いボタン電池は意外と気づかない
部品で、取り換えも簡単ですので気を付けてください。
パソコンが立ち上がらないからと言って、慌てて高額な修理に
ださず、自分でできることがないか考えてみましょう。
以上、今回の記事がどなたかのお役に立てればうれしいです。
それでは
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