こんにちは
2021年1月3日我が家の嫁が大連に帰国しました。
ずっと以前から帰国したいと言ってましたが、私がなんとか
なだめ続けてました。
コロナがもう少し落ち着くまで我慢したら?
3月までに中国でどうしても必要な手続きがあるの。
じゃぁ3月まで待ってみたら?
春節もあるし今のうちに帰国する。
嫁は一度言い出したら聞く耳持ちません。
航空券も高いし、14日間のホテル代も10万円ほどかかるよ。
わかってるけど、今帰らないといつ帰れるか分からない
ような不安がある。
と言う訳で帰国することになりました。
今回はその時の大変だった帰国道中記を紹介します。
帰国の準備
私の自宅は広島ですが、現在大連行きの飛行機は広島空港からも岡山空港
からも飛んでいません。
大連行き直行便は成田空港からだけです。
大連に帰るのにいくら必要か?
大まかですが渡航にかかる費用を計算してみました。
・東京までの新幹線片道料金は自由席で18,300円
・PCR検査費用3~4万円
・東京での宿泊費 格安ホテルを確保して3日間で1万円
・東京駅⇒成田空港 バス運賃 1,000円
・成田⇒大連 片道航空券 約18万円
・大連の指定ホテルでの14日間の強制宿泊費用 約10万円
合計すると
18,300円+4万円+1万円+1千円+18万円+10万円=349,300円
片道だけで約35万円!
往復すると70万円、、、。
止めてくれ!
もうチケット買った。
そうです、嫁は独自の中国ルートで調べて大連の旅行社から航空券
を手配してたのです。
はぁ?いくらだった?
PCR検査費用込みで約17万円。
だそうです。
嫁の帰りたい執念には負けました。
しかもPCR検査費用込みで17万円なら通常より3~4万円安い計算です。
行ってらっしゃい!
大連到着までにトラブル続き
と言う訳でとうとう大連に向けて出発です。
ところがこれがトラブルの連続でした。
東京駅⇒成田空港のバスに乗れない
1月6日の飛行機出発前にPCR検査を受けるため1月3日に東京入りし、
4日に検査終了、無事陰性証明書をもらい5日に在日本中国大使館にWEB上から
申請後、大使館からの承認をもらうまではスムースに進みました。
そして6日の朝AM5:00東京発のエアポートバスに乗車しようとしたら、
預けられる荷物は一つだけです。
この時嫁はLサイズのキャリーバックを二つ引きずってました。
へっ?知らなかった。飛行機に間に合わないから何とか
お願いします。
申し訳ございません。
何度お願いしても規則は規則、ダメなものはダメ。
しかたなくあわてて東京駅に戻り成田空港行きの電車に駆け込み
なんとか搭乗時刻には間に合ったそうです。
この辺の話は前回の記事でも詳しく書きましたので見てください↓
チケットが予約されてない?
無事成田空港に到着し、チェックインカウンターへ向かいます。
カウンターでパスポートを提出すると、
お客様のチケットは予約確認できませんが。
ええっ!キチンとお金も払ってるし、予約完了のメールもありますよ。
と、嫁は驚きと焦りから半泣き状態。
しばらくお待ちください。もう一度確認します。
なんとそこから1時間ほど係員はどこかに行ったまま、嫁一人が
カウンターで待たされ続けます。
やっと係員が帰ってきたと思ったら、
確認しましたがやはりございません。
嫁はがく然として、
何でですか?せっかくPCR検査まで受けて成田まで来て
飛行機に乗れないなんてあり得ない!
嫁は感情もあらわに「何で!何で!」と泣き喚いたそうです。
しかし、判決が覆るはずはありません。
係員はおもむろに、
改めてチケットを購入していただくしかありません。
嫁はここまで来て大連に帰れないと、せっかくの苦労が水の泡になる
のも悔しいので仕方なくクレジットカードで新しくチケットを
購入しました。
その額なんと19万円!
もうこうなったらお金の問題じゃないという心境です。
全く納得いかなかったけどなんとか予定時刻に搭乗することができました。
騙されたんじゃないの?と思ってました。
大連は大雪だった
全く納得行かないトラブルはあったものの、ひとまず大連には
帰れそうです。少し落ち着いて機内でウトウトしていました。
が、しかし、
フライト後1時間ほどして機長のアナウンスが、
「当機は大連周水子空港が大雪のため着陸できませんので、
成田に引き返します。」
トラブルは続くものです。
やっと帰れると思ったら今度は悪天候で成田空港へUターン。
成田空港で一泊(カウンターで猛抗議)
いくら気の強い嫁でも自然には逆らえません。
泣く泣く飛行機とともに再度成田へ帰還。
直行便は1日1便だけ、明日まで天候の回復を待つしかありません。
諦めて空港のロビーに腰掛け数時間過ぎたころふとチケットの件
を思い出しました。
嫁はまだ納得してないし、諦めていません。
先に中国の旅行社に問い合わせして、チケットの件を確認すると
「間違いなく手配できてます。」とのこと、
再度目を吊り上げてチェックインカウンターへ向かいます。
はい、どうされましたか?
すみません、時間があるのでもう一度チケットを詳しく
調べてもらえませんか?お願いします。
係員は午前中の人とは違いますが承諾してくれました。
待つこと1時間、
○○さん、誠に申し訳ございません。チケットの確認が
取れました。
嫁はしばらく言葉を失い呆然としています、と同時に怒りが沸々と。
か、確認できたのなら新たに買ったチケットはどうなるの?。
申し訳ございませんでした、払い戻しさせていただきます。
払い戻しは当然でしょう。だけど
「申し訳ございませんでした。」で頭下げれば終わりですか?
なぜこんなミスが起きたかの説明を求めると、
搭乗者にたまたま同姓同名の方がいまして、こちらも混乱
してしまいました。
はぁ?
すぐに思いましたし、決して誠実な対応ではないと思いましたが。
チケットが確認できないと言われた時の嫁の失望感、焦燥感がどれほど
だったか想像に難くありません。
それを
「申し訳ございません。」だけで済まされますか?
中国人じゃなくても怒りが収まらない。
新しいチケット買ってそのまま好天に恵まれて大連に到着していたら、
どうなっていたのか。
しかし、か弱い中国人の嫁は諦めて次の日に無事大連へ旅立った
のであります。
まだまだ続く
今回、いろいろトラブルに見舞われはしましたが、嫁は何とか無事に
大連に到着し、ただいま指定ホテルに監禁されています。
到着後の大連での空港での様子や、監禁生活の報告などは
次回にまた記事にします。
それから、日本航空の今回の対応についても私から本社サポートへ
連絡し、事の経緯について納得いくような説明を求めてみたいと
思います。
その際の日本航空側の応対についても可能ならここで記事にします。
それでは
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