4年前からデスクトップパソコンにTp-Link「T3U」を使ってました。
最近パソコン本体を買い替えたので、ついでに無線Lan子機も追加しようと「T3U nano」を購入しました。
「T3U」も十分満足はしていたんですが、使ってみると値段の安い「T3Unano」の方が通信速度が速いように感じています。
なので今回は「T3U」と「T3Unano」を比較して、どちらがおすすめなのか検証したいと思います。
- デスクトップ FUJITSU Esprimo 第4世代Core i 5
- wifiルーター Glocal Me U3(クラウドwifi)
- OS Windows10 pro
- 5G非対応エリア
スペック
T3UとT3U nanoのカタログスペックを比較してみます。
T3U | T3U nano | |
---|---|---|
インターフェイス | USB3.0 | USB2.0 |
無線Lanタイプ | IEEE802.11a/b/g/n/ac | 同じ |
デュアルバンド | 〇 | ✕ |
周波数帯 | 2.4/5GHz | 同じ |
セキュリティ規格 | WPA2、WPA | WPA3、WPA2、WPA |
暗号化形式 | WEP | 同じ |
対応OS | Windows/Mac | Windows |
サイズ | 40.5×10.29×19.72 mm | 19.85×7.39×15.7 mm |
重量 | 8g | 6g |
最大速度 | AC1300 | 同じ |
価格(2024/1/2現在) | 2,700円位 | 2,000円位 |
両者の主な違いは、インターフェイス(USB3.0とUSB2.0)とデュアルバンド*注対応とサイズ・価格になります。
*注 デュアルバンドとは、5GHz帯と2.4GHz帯の2つの帯域を同時に利用することができる機能のこと。
USB3.0はUSB2.0の10倍転送速度が速いらしいけど、wifi子機でそんなに違いがあるのかしら?
T3UとT3U nanoのサイズ
T3UとT3U nanoの実際のサイズを見てみます。
T3U nanoは十円玉と同じくらいの大きさ。T3Uはその3倍くらいの感じです。
T3Uは厚みがあるので、USBポートが並列の場合、隣と干渉してしまうことがあります。
ノートパソコンに装着してみると、T3Uの出っ張りは結構邪魔かも。
実際の速度
それでは実際の速度をFUJITSUのデスクトップで計測してみます。
測定にはGoogleのスピードテストを使いました。
測定は2~3回行い平均値を掲載しておりますが、回線速度はその都度多少変化しますし、天候や回線の込み具合などにも左右されます。なので測定結果は、あくまでも目安です。
T3U
T3U nano
少しT3Uの方が速いかな?体感は変わりませんが。
ノートパソコンでは?
手持ちのDynabookでも測定してみました。
*Dynabookに搭載されている無線Lanアダプターは無効にしています。
T3U
T3U nano
ノートでも若干T3Uの方が速かった。
*注 私のwifiルーターが5G非対応であることと、住居地が5G非対応エリアですので、対応エリアで使用してみた測定結果とは評価が異なる可能性があります。
どちらがおすすめ?
以下は、あくまでも私と同じようなwifi環境での評価にはなります。
T3Uのメリット・デメリット
- nanoとの比較で回線速度が若干早い
- デュアルバンド対応
- インターフェイスがUSB3.0
- 価格が高い(700円ほどの差)
- サイズが大きい(ポートの干渉)
T3U nanoのメリット・デメリット
- 邪魔にならないサイズ
- 価格が安い
- T3Uに比べて若干回線速度が遅い
以上になります。
結論ですが、回線速度の差はさほど気にはならないので、サイズ感と価格の面からT3U nanoがおすすめです。
まとめ
最近のデスクトップやノートパソコンにはほとんど無線Lanアダプターが標準装備されていますので、あえて無線Lan子機を購入する必要はないかと思います。
でも古いパソコンや、自作のパソコンには必ず必要になってきますので、無線Lan子機を購入する際は参考にしてください。
ひと昔前に比べて価格もかなりリーズナブルになっていますので、メジャーブランド(IOデータやTp-Link)のいろんな製品を試してみるのもいいかと思います。
価格の安い中華製にだけは気を付けてね。
私も次は、IOデータのWN-AC1300UAを試してみるつもりです。
今回は以上です。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは
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