ごあいさつ
こんにちは、昭 平令です。私のブログに立ち寄って頂き
ありがとうございます。
ここでは、私の音楽(ギター)遍歴について思いつくままに
書いていこうと思います。アコースティックギターに関しては、
結構掘り下げた内容になっていると思います。
少しでも共鳴していただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
今回も前回の続きでQueenについて語ります。
3rdアルバム「シアーハートアタック」
シアーハートアタック
デビュー以来初の本格的シングルヒット曲「キラークィーン」を
収録したこのアルバムは、三作目となります。
アルバム全体の印象は、前作のテーマに沿った構成から、
バラエティーに富んだ選曲となっています。
A面一曲目は、ブライアンのハードなロック曲「ブライトン・
ロック」です。パレードを思わせるような出だしにブライアンの
三味線ギターが重なりフレディのファルセットボイスが聞こえて
きます。
パートとしてしばらくよく使われていました。ギターにディレイ
エコーを効かせ、音を重ねていく手法はブライアンの十八番です。
二曲目はフレディのバロック調のロック「キラークィーン」
その後東洋的なギターソロが印象的な「フリックオブザリスト」
ギターソロでシタールのような音を聞かせていますから、かなり
インド音楽にも影響されていたのでしょう。
前期の中ヒット曲「ナウアイムヒア」へと続き
B面は神秘的な曲「神々の業」で始まり、その後メタルバンド
にもよくカヴァーされた「ストーンコールドクレイジー」
が収録されてます。
このアルバムから、徐々にイギリスでも評価され始めました。
そして、最大のヒットアルバム「オペラ座の夜」へと続きます。
「オペラ座の夜」
オペラ座の夜
言わずと知れた名曲「ボヘミアンラプソディー」を含むQueen
の代表アルバム「オペラ座の夜」は前作の方向性を踏襲しながら
より洗練されたものになっています。
A面一曲目はこのアルバムで私のベスト曲「デスオントゥレッグス」
です。曲の盛り上げ方、コーラスのからめ方が絶妙です。何度
聞いても興奮します。
「シーサイドランデブー」はフレディの好きなライザミネリを
意識したかのような明るい曲です。
B面はブライアンの大作「預言者の歌」で始まります。
ところどころ琴を使った伴奏をはさみ、日本のファンを意識して
いるようです。
その真面目さや、実直さが随所に見て取れます。
この曲の中盤でフレディのソロボーカルパートがありますが、
ブライアンのギターエフェクトであるディレイエコーを使って
三重唱の様に聞かせてます。コンサートでもよくやってました。
後は、もう語りつくされた名曲「ボヘミアンラプソディー」
私は、高校の音楽の時間に、教室で先生にこのレコードをかけて
もらい「バッハのようだ。」と感心されたのを今でも覚えてます。
今思うとこの「オペラ座の夜」がQueenの全盛期だったのかな。
その後もアメリカではヒット曲を連発しますが、個人的にはこの頃
が楽曲においても、バンドとしても頂点だったような気がします。
「華麗なるレース」から「インニュエンド」まで
華麗なるレース
五作目は前作の柳の下のどじょう的なアルバム「華麗なるレース」
です。「タイユアマザーダウン」「サンバディートゥラブ」などの
ヒット曲がありますが、新鮮味には欠けてます。
世界に捧ぐ
六作目は「世界に捧ぐ」です。これは敢えて言わせてもらえば、
ロジャーの知り合いが描いたアルバムジャケットの絵が超ダサい。
ロジャーファンの人ごめんなさい。
収録曲は、クィーン最大のヒットシングル「ウィーウィルロック
ユー」「伝説のチャンピオン」、神秘的な「ゲットダウンメイク
ラブ」などがありますが、アルバム全体としては、パワー不足
のような印象です。
JAZZ
ザ・ゲーム
ライブアルバム
七作目は「JAZZ」です。一曲目でいきなりフレディ色全開
の「ムスタァファ」が始まります。この曲はクィーンのすべての
楽曲の中でも私のベスト3に入るほど好きな曲です。
方向性が定まらないようなもやもやが、吹っ切れたように
感じました。
「バイシクルレース」や「ドントストップミーナウ」のヒット曲
が生まれました。
八作目は「ザ・ゲーム」です。このアルバムの中にはロカビリー調
の「愛という名の欲望」やディーコン最大のヒット曲「地獄へ道づれ」
などがあります。
実はこの頃から、私のクィーンに対する興味が薄れ始め、アルバム
「ホットスペース」「ザ・ワークス」「ザ・ミラクル」は買い
ませんでした。最後に買ったのが「イニュエンドウ」です。
ホットスペース
ワークス
カインドオブマジック
ミラクル
もちろん、「アンダープレッシャー」「ラディオ・ガ・ガ」などは
聞いてましたし、「ワンビジョン」も好きでしたが、映画「フラッシュ
ゴードン」の音楽を担当したあたりから、少し商業志向が強まり、
アメリカ市場を意識し過ぎた感じがあまり好きではなかったです。
なりましたか?B級過ぎて見ていられなかった。
フラッシュゴードン サントラ
映画「ハイランダー」でも「プリンシスオブザユニバース」や「リブ
フォーエバー」などの曲を提供していますが、こちらは映画も
面白かったです。
イニュエンドウ
最後に買った「イニュエンドウ」を聴いたとき、私のクィーンに
対する情熱はほとんど覚めていました。
クィーンは終わらない
バンドも年を重ね、フレディもエイズを発症し少なからず曲にも
元気のなさ、新鮮さがなくなっていたのだと思います。
それに加えて、あまりにも、フレディの趣向を出し過ぎて本来
のロックの範疇を逸脱してしまったのではないかと思います。
まあそれと共に私も年を取ったんですけど。
今、映画「ボヘミアンラプソディー」がヒットし再びクィーンが
脚光を浴びているのは古い一ファンにとってもとても誇らしく
嬉しいことです。
私にとってその存在は決して忘れることはありませんし、昔からの
ファンや新たなファンの人にも忘れられない存在で有り続けて
もらいたいです。
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