こんにちは
大連の嫁が里帰りしたままなので、しばらく記事にできませんでしたが、
久しぶりに中国渡航の現状について調べてみました。
嫁が里帰りしたのは、春節の頃でした。
コロナも1月の第三波を超えた段階で、収束する予想でしたんで4月ころには
帰国する予定でした。
しかし、実際にはご存じのように収束するどころか、2021年8月には過去最悪
の第5波が訪れてしまいました。

普段は口うるさい嫁も、これだけ留守になると
少し寂しくなってきたなぁ。
日本に帰れない訳ではないんですが、
- 渡航条件
- 渡航費用
などを考えると、もう少し我慢するしかないようですが、今帰国するとなると
どのような条件でどれくらいの費用が必要となるか調べてみました。
今回は、14日間の自主隔離を中心に書いてみます。

中国から日本に入国する条件
日本から中国への渡航条件は、前回の記事を書いた2020年11月ころから
ほとんど変わっていません。

では、中国から日本への渡航条件はどうでしょう?
日本への帰国者が、所持する必要がある書類等は
・パスポート
・在留カード(外国人の場合)
・PCR陰性証明書
・健康コード
・再入国許可証*1
・ビザ*2
コロナの陰性証明書や健康コードについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。

*1 再入国許可証について
「再入国許可証」とは、日本に居住している外国籍の方が一時的に日本から出国する前に、居住地の地方出入国在留管理局へ「再入国許可」の申請をして交付される(パスポートに貼り付けられる)シールです。
ただし、2012年7月9日より、「みなし再入国許可」制度が導入されており、有効なパスポートおよび在留カードを所持している外国籍の方が、出国後1年(在留期限が残り1年以内の場合はその在留期限)以内に再入国し、日本での活動を継続する見込みのある場合は、原則として事前に再入国許可を受ける必要はなくなりました。
引用元 リーガルサポート
つまり、期限の有効なパスポート、在留カードを持っていれば、「みなし再入国
許可」が適用されるので、出入国に「再入国許可証」は必要ないと言う事。
ただし、有効なのは1年以内に再入国すると言う事です。

日本人の配偶者なら、だいたいどちらも持ってるからほとんど
心配ないと思うわ。
*2 ビザの有効期限について
日本を出国くする際にもらったビザの有効期限には注意してください。
詳しくは、以下を参照してください↓
日本に到着後
日本の空港に到着したら、空港内の検疫所でPCR検査を受け、陰性ならば
14日間の自主隔離になります。
日本の厚労省では帰国者に対して、現在以下のような対策が取られています。
【厚生労働省の水際対策】
・出国前72時間以内の陰性証明書の提出
・質問書の提出(スマホ・PCどちらでもできる)
PC版質問書
・14日間の自主隔離、公共交通機関の不使用、位置情報アプリの導入
に関わる誓約書の提出
誓約書PDF
・健康フォローアップのためのスマホの準備、メールアドレスと
電話番号の確認。
などです。詳しくはこちらで確認してください。
自主隔離14日間の過ごし方
海外から帰国した人は、空港での検疫を経て14日間の自主隔離生活が半ば義務
付けられています。
帰国した日の翌日から起算して14日間ですから、実質15日間の隔離生活になります。
成田近郊に自宅のある方は、移動手段さえ確保できれば、自宅待機が
できますので、以下のような心配はありません。

成田から遠距離の方でも、自家用車やレンタカーで
自宅まで帰ることはできます。

でも北海道とか九州になると、自動車の移動は大変!
高速料金・ガソリン代なんか計算すると、かなり高額に
なるし。
例えば、おじさんの場合、嫁が免許を持たないので広島から成田まで車で送迎
すると成田⇒広島間はおよそ800㎞として、車でぶっ通しで9時間×2以上
かかります。
高速料金は片道18,000円ほど、往復だから36,000円。
ガソリン代はリッター10㎞として、150円/ℓ×1600㎞÷10=24,000円
合計60,000円はかかる計算です。

これは疲れる!さらに60,000円もかかるんなら、
東京でゆっくりして欲しい。

東京で15日間泊まると、ホテル代10万+生活費も必要になる
から、我慢して迎えに来なさい!
それでも、宿泊せざるを得ない方は、以下を参考にしてください。
15日間の隔離生活で必要なこと
成田近郊の宿泊施設での自主隔離を選択した場合、注意しておきたい事をお話しします。
1泊2泊の旅行とは違って、15日間ともなると普段の生活と同等の準備が
必要になります。
【チェックておきたい事】
- 費用の総額(宿泊費、食費等)
- 食事はどうするか
- 洗濯はできるか
- 掃除はどうする
- 着替え(下着、部屋着など)
- Wi-Fiは使えるか
- 出来るだけ近くにコンビニ・スーパーがあるか
などです。
以上のことを考慮して、宿泊先を選ばなけらばなりません。
ホテルやウィークリーマンションには、宿泊代にハイヤー料金を含めている
ところが多いいです。
宿泊先はどこにするか
外務省の条件をクリアできる宿泊手段には自宅以外に次のようなものがあります。
ホテルで過ごす。
ホテルの指定はありません。ただし、自主隔離として利用できないホテルもある
ので、事前に問い合わせてください。

この辺りはやはり強制的な中国に比べると、日本の方が
少し自由度が高いわ、食事も自由だし。

中国の隔離は、ホテルも指定されるし3度の食事も
部屋まで運ばれるルームサービスのようなもの。
強制隔離だなぁ。
自主隔離に利用できるホテルを提供してくれるサイトの例、
こちらのサイトは、14泊15日で送迎付き、86,900円からになってます。
こちらも参照してください。
ウイークリーマンション
ホテルは、どうも便利が悪いと言う方には、ウイークリーマンションが
おすすめです。
料金は70000円位から、必要な家電が揃うので便利。

マイナビも紹介しているけど、問い合わせてみると総額12万円からとなり
割高でした。
貴重な経験者の感想サイトもありました。
友人、親戚宅
親しい友人や親戚が近所にいるなら、そこにお世話になるのもOKです。

でも余程親しい間柄で、しかも単身者じゃないと14日間も
一緒に生活するのは気が引けるわ。
どこを選ぶかは難しいところですが、14日間という長期間である事、料金、
普段の生活に必要な家電の充実度などを考えると、
ウィークリーマンションがおすすめです。
JAL航空券(成田⇔大連)
現在日本⇔中国間のフライト状況は、4月発表から変わっていません。
詳しくは、こちらを参照してください。↓
ただし、フライト情報は、変更されている可能性があります。
実際のフライトについては、各航空会社に直接確認する
ようにしてください。

事実、吉祥航空に上海→関空の航空券を予約しようとしたら
「フライトはありません。」と、キッパリ断られたわ。
大連⇔成田の航空券は、成田から大連の場合と、大連から成田へ帰る場合
とで随分違います。
参照してもらうとわかりますが、日にちによってかなりの差があります。
(例 大連→成田 2021年9月21日=約18万円、9月29日=約70000円)
ちなみに成田から大連の航空券は、ほぼ18万円前後でした。
また、航空券は、旅行会社では販売されていませんので、直接航空会社
で購入するしかありません。

たくさんの旅行サイトでも、航空券を販売しているようですが、
とんでもない条件の航空券もあります。今は、航空会社でしか
航空券の販売はされてませんので注意してね。
まとめ

渡航条件や航空券などは、日々変更されています。
出かける前には、必ず各航空会社や省庁で確認してください。
以下に、関連のある問い合わせ先の番号を書いておきますのでご利用ください。
- JALカスタマーサービス 03-5460-3121
- 外務省 03-3580-3311
- 厚労省(コロナ対策窓口) 0120-565-653
- 出入国在留管理庁 0570-013-904
- 東京入国管理局 0570-034-259

でも、厚労省や外務省の電話応対に腹を立てないように
してください。彼(彼女)らにサービス精神はありません。

問い合わせも多いいし仕方ないのよ。でも電話を早く終わらせ
たい、関わりたくない感が満載だわ。もう少し応対の仕方を
考えて欲しい。
コロナ感染者数の増減が予測できない現状では、仕方の無いことですが、
海外に渡航せざるを得ない方にとっては、まだまだ厳しい条件が課せられています
この記事を目にしていただき、そんな人の手助けが少しでもできたならうれしいです。
それでは
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