大連の住宅事情①(住まいと言えばマンション、独自の住宅文化)

大連の暮らし方

アニョハセヨ、你好、こんにちはけ~さんです。

久しぶりに嫁の実家中国大連の事について書きます。

ここ最近ギターや競馬の記事ばかり更新していて、
おまけに新しく別のサイトを2つ始めたので、中国関連の
記事更新まで手が回りませんでした。

今回は、今現在の大連の人々の住居について触れてみたいと思います。

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果てしなく乱立し続ける高層マンション

上海、北京同様大連でも未だに高層マンションは増え続けています。
大連を訪れるたびに、新たな場所でマンションの建設が行われています。

大連の中心部

私の嫁も大連の中心部から少し離れた、周水空港方面の巨大な団地群
の一角のマンションに住んでました。

マンションと言ってますが、日本人感覚で言うと昭和40~50年代の
公団のような造りの団地群です。

嫁のマンションの間取りは、2LDKで50㎡っ位あると思います。
築年数は15年くらいですが、マンションの外観はそれ以上に古く見えます。
日本だと、共用部分や外観など悪くなったら、修繕積立金を利用して
補修したり、キレイに外壁を塗り替えたりして、できるだけマンション全体の
美観に気を配りますが、

嫁の知り合いのマンション、少し裕福な部屋です。

 

中国にはそもそも修繕積立金という制度はありません。マンションの
管理費はありますが、なかなか修理してもらえません。

当然、共用部分はほとんど手を付けられていません。

いちようマンションの管理費として毎月いくらか払っているそうですが
管理費自体少ない金額ですので、清掃や補修も滅多にされないようです。
おそらくマンションのオーナーか管理会社がそれらの費用を私的に
使用しているのでしょう。

マンションの敷地から階段などの共用部分、外壁などほったらかし
なっていますから、ゴミが散乱していたり、外壁の塗装が剥がれたり
して、決して見ためは良くありません。

嫁はこのマンションを新築で1000万円ほどで購入したそうです。
もちろんローンで。

大連もバブルの影響でここ数年不動産の価格が上昇し続けており、
15年前の嫁のマンションでも新築購入価格以上では売買できる
そうです。

<実際に嫁の女友達が近くの同じような部屋を70万元で売ってました。
しかも雨漏り付きです。日本円で1元=16円とすると、およそ
1100万円です。

購入したのは、60過ぎの老夫婦らしいですが、雨漏りしてるのが
分かったうえで、このマンションを1千万以上出して購入しますか?

日本だとおそらく500万円ほどの価値かなぁと思いましたが、
購入した老夫婦は安く買えたと満足していたそうです。

まあそれほど大連でもマンションの価格が高騰しているからでしょうねぇ。
今は2000万円くらい出さないと満足なマンションは買えないようです。

中国の一般的なマンションの特徴

日本でしたら、新築のマンションには、キッチン、照明、壁紙、フローリング
など生活するのにすぐ必要な最低限の設備は備わっていますが、中国の
新築マンションには何もありません。

むき出しのコンクリート

壁紙すらないのですから、部屋の中はコンクリートの打ちっぱなし
です。(一部には内装、家財道具、家電付きのマンションもありますが
割高ですし、高級なマンションに多いです。)もちろんお風呂、トイレの
便座、キッチンなども有りません。

中国の人に言わせると、何もない方がその分安く購入できるし、すべて
自分の好みに合わせて部屋を作り上げられるから、その方がいい。
という事です。

言われてみればなるほど、その方が合理的かもしれません。

ただ、日本の人が、中国でマンションを購入する時はそのことを
事前に理解しておかなければ、後で予算オーバーになる可能性が有ります。

 また、中国のマンションの床面積の計算方法も日本とはずいぶん
異なります。日本はマンションの床面積を専有面積として計算し
ます。専有面積とは大まかに言うと、実際に購入者が居住に
使える面積になります。

 ですが、中国ではそれを建築面積で表します。
この建築面積にはベランダや、エレベーターホール、階段などの
共有部分も購入面積によって案分され含まれることとなります。

簡単にいいますと、日本の100㎡のマンションが中国では専有面積でみると
およそ2割減の80㎡くらいの感覚です。

マンションの価値を見る時に1㎡幾らと計算しますが、その辺を理解してないと
逆に高い買い物をしてしまう事が有りますので注意してください。

これは賃貸マンションでも同じです。100㎡の賃貸マンションが安いなと
思って現物を見学すると、あれ?となります。日本ではそれが80㎡くらい
しかないのですから。

マンションの質

私の嫁が買ったマンションは、中国のごく一般的なマンションです。
高級マンションやいわゆる億ションではありません。

日本のように建築基準が厳しくないようですし、地震もほとんどないですから
耐震基準なども有りません。

嫁の部屋は5階でしたが、エレベーターもありません。
日本でしたら、5階以上のマンションにはエレベーターの設置が
義務付けられてますが、中国にはありません。

中には7階まで階段で上がるマンションも有ります。
実際に住んでみると解りますが、5階でも重い荷物をもって
上り下りするのは結構くたびれますよ。

嫁は慣れているからか、15kgくらいのマウンテンバイクを
しょっちゅう抱えて上り下りしてました。
何でも駐輪場らしきものもなく、仮にあったとしても直ぐに
盗難に合うかららしいですが、それにしても大変です。

マンションのグレードとしては先にも書きましたが、見た目本当に日本の
昭和40~50年代の公団そのものです。決して質のいいものではありません。

建築に使用されるコンクリート自体も余り良い物ではないし、鉄筋の数も
違います。そして工期が異様に早いのも特徴的です。
これは、極端に言えば乾いてない土の家に住んでいるようなもの。

ですから、実際に嫁のマンションでは雨漏りが多いです。
嫁の部屋も、友達の部屋も雨漏りしてます。

マンションの雨漏りは、実は致命的な欠陥です。

一戸建てより質が悪く、最悪補修のしようがないので取り壊すくらい
しか無くなります。コンクリートは不純物を多く含んだり、完全に
乾燥しないと中に気泡ができやすくなります。
そこに雨水がたまるとよく雨漏りします。
雨漏りは、屋上からが多いのですが、これは屋上全体をコーテイング
しなおせば止められることもできますが、壁の中にできた気泡や
空洞が原因の場合完璧に補修するのはとても無理です。

日本ではまず考えられない事ですが、雨漏りするようなマンションは
絶対購入しないでください、たとえいくら安くてもです。

その点中国の人は大らかなのでしょうか、先の老夫婦のように雨漏りを
知ったうえでも1千万円だして友達のマンションを買ってました。
「40~50万円ほどで修理できるでしょう。」と言っているらしいです。

私なら絶対買いませんし、勧めませんけど。

中国の人にはマンションが特別の物で、雨漏りしていても手に入れたい
ほどの存在なのかもしれません。

まだまだ中国の住まいの話は続きますが、今回はこの辺で。

再見

 

 

 

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