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ギター回顧ロック⑬(ビンテージギターは本当に鳴るか?私の試奏録)

ギター回顧ろっく

ごあいさつ

こんにちは、皆さんギター可愛がってますか?

理想のギターに出会うためにさまよい続けるアコギの旅人
昭 平令です。

ヤフオクメインで今まで出会ったギターは100本以上になります。
今のところマイベストは

Martin  HD-28V

です。予算的に出会えていないギターもまだまだ沢山あります。
自身の小遣いの範囲内ですから、だいたい下は1万円から
上は20万円位のギターしか試奏してません。

いつかはCollingsやMartin D-42,45あたりを手にしてみたいものです。

今回は私の試奏録の中でも比較的マイナーなギターを取り上げて
みました。

KAWASE(マスター) M-100

手元に実機がないので写真を引用させて頂きました。

引用元=プログラマー社長のブログ

私が手にしたには、KAWASE M-100という1970年代のギターでした。
ギター内部のネックジョイント部分に、無造作に斜めに刻印された
型番からM-100であると読み取れました。

かわせ楽器はマーチンをいち早く日本に輸入した1944年創業の
知る人ぞ知る老舗です。生産本数が少なくあまりメジャーでは
ありませんが評判のいいギターが多いです。
今でも製造しているのかなぁ?

写真のM-100は状態がよさそうですが、私が手にしたM-100
トップのクリアー塗装に一面のウェザーチェックがはいり
毛細血管状態でした。

おかげで5万円ほどで落札できました。

手に取ると、さすがに当時10万円のギターだけあって
ずっしりと重量感があり、造りも丁寧です。

・トップはスプルース単板
・サイド&バックはローズウッドの単板です。
・トップのクリアー以外は問題なくバックの木目もとても
キレイでいい材を使ってます。

なんでも当時のマーチンのD-28 のレプリカとしては
No1の出来栄えだったらしいです。
SQネックと言って、このギターにはロッドがありませんでした。

早速弾いてみます。

「ジャ~ン。」

おおっ!D-28に負けない位いい音です。
40年以上前のギターですから材も乾ききって、前オーナーが
弾き込んでいたのでしょう、音量も大きいです。

低音の振動が体に伝わるくらい響いてます。
ですが、若干硬い音です。奥行きがないというか音に
粘り、柔らかさが欠けている感じ。

D-28のコピーですからまさしくD-28の音です。
ブレーシングもノンスキャロップですから少し硬い音が
します。

あの時代に良くここまで仕上げたものだと感心しました。

これは長くそばに置いときたいギターだと思っていました。
気に入って、とりあえずトップのクリアーの補修に
取り掛かったのですが、これが大変でした。

M-100の補修

まずトップのクリアーを剥がすことから始めます。
ラッカーシンナーとサンディングペーパーで落としました。
それから、改めてクリアー塗装したのですが、どうしても
クリアーをはじいてしまいます。

サンディングしてはペイントを繰り返しますがなかなか
ペンがうまくノッてくれません。

よく見るとサンディングの下にまだクリアー塗装が残っているようです。
しかもそれがウレタンクリアーのようです。

「これは弾くわ。」

もともとKAWASE M-100の塗装はラッカー仕上げのはずですが、
おそらく前所有者が補修にウレタンを使ったのでしょう。
これを剥がすのに苦労しました。

やっと剥がし終わり、改めてラッカークリアーを塗装し、
乾燥後改めて試奏して見ると、前よりさらに響きが良くなった
ように感じました。


これだけ苦労して補修したM-100ですが、どうしても手に入れたい
マーチンがあったのでその資金のために手放してしまいました。

でも、ヤフオクで落札額の2倍以上の価格で売れたので
まぁ良しとしますが、今でも手放したことを後悔しているギターです。

ああっ、お金持ちがうらやましい!

TACOMA DM-9

TACOMAは1991年創業の比較的新しいギターメーカーです。
その当時、エディーヴァンヘイレンがしきりにコマーシャルして
いたので、いつかは手にしてみたいメーカーでした。

TACOMAの顔的存在のチーフシリーズ

たまたまヤフオクで見かけたDM-9というTACOMAの中では
比較的廉価なグレードですが安く落札できたので手に入れました。

トップはシトカスプルース単板
サイド&バックはマホガニー単板です。
ヘッドとブリッジの形が特徴的です。


TACOMA DM-9

製造年は不明ですが、ギターそのものの状態は良かったです。

当時のタコマはどの製品も塗装に問題があったようで、トップの
クリアーが浮いてきたり、薄皮をめくるように剥がれたり
している個体が多かったらしいです。

音は?

簡単に表現するとアメリカンな音です。

そこそこの音量で、カラッとした軽い響き方をしてます。
カナダのシーガルに近い音でした。

タコマチーフシリーズが人気で、「小ぶりなボディーからは
想像できないような迫力のある音量がある。」と言われていたので
ドレッドノートのDM-9も期待していたのですが、少々期待
はずれでしたねぇ。

もう少し上のグレードならもっと違った鳴りをするかもしれません。

タコマはしばらく生産を続けてましたが、最近はフェンダーの
傘下に入ったようで、製造もアジアのものが多いようです。

機会が有ればまた創業当時の、上のグレードを試奏してみたいです。

Alhambra AW-2(だったと思います。)

あまり馴染みのないメーカーかもしれませんが、どこかのネット記事で
「こんなになるギターは今まで出会ったことがない。」
と紹介されていて、ずっと気になり探し求めてました。

やっと手に入れることができたのは、ヤフオクではなく〇倉楽器という
わりと大手の楽器屋さんです。

アルハンブラは主にクラシックギターやフラメンコギターを製造している
スペインのメーカーで、少ないながらアコースティックギターも製造
していました。今ももちろん製造していますが、15年ほど前、私が
購入した頃とは、型番が変更しているようです。

当時の定価で13万円位のAW-2を9万円ほどで購入しました。

届いた憧れのギターをしげしげと眺めていると、

トップのサウンドホール上部、ネックエンドの右側に割れの
補修跡がありました。丁寧に補修されており、おそらくプロの
仕事でしょうが少しがっかりしました。

〇倉楽器といえば比較的大手の楽器店です。ギター紹介の記事にも
ワレ補修の写真もありませんし、説明にも一切触れていませんでした。
音に影響なく、見た目もキレイに補修されているので我慢して
クレームも付けませんでしたが、
せめて事前に補修があることくらいの説明が欲しかったです。
〇倉楽器は二度と利用することはないと固く誓うのでした。

肝心のギターですが

・トップはスプルース単板
・サイド&バックはオバンコール単板です。
・ヘッドの形が特徴的
・ブリッジのサドルが2分割になってました。
・またブリッジのお尻から弦を差し込むタイプです。

音は?

噂に違わず低音には「ズドンズドン。」と迫力が有ります。
高音は少し伸びが物足りませんが、全体としては大変コスパのいい
ギターだと思いました。
難点は、以前にもチラッとご紹介しましたが、3弦が異常に
切れやすいという事。ペグの形状のせいでしょうか、
新品の弦を張ってチューニングしてたら切れる事もありました。

弦が切れたらこちらで注文

それ以外は、とてもいいギターだと思います。

さいごに

KAWASE、TACOMA、Alhambraそれぞれマイナーなギターたち
ですがどれも個性があって、いいギターたちです。

まだまだ私の知らないギターは世の中にたくさんある事でしょう。

これからも、もっともっといろんなギターに出会ってみたいです。
(これだからギター収集はやめられない。)

次回も少しマイナーなギターやらメジャーでも面白くなかった
ギターたちをご紹介しますのでよろしく。

それでは。

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