山登り初心者が石鎚山で遭難?しそうになった話(土小屋から成就社)

国内旅行

こんにちは

予め言っておきます。

おじさんは山登りに関しては、ドが付くほどの素人です。

2018年11月の終わり頃、嫁が松山に所用で出かけるついでに

冷静な嫁
冷静な嫁

石鎚山に登りたい。

と言い出したのでご機嫌うかがいのためしぶしぶ、

昭平令
昭平令

じゃあ行ってみる?

とうなづいたのでありました。

いままでは、

登山などまったく興味ありませんでした

ので、登山の知識も装備も全くありません。

嫁は中国人でとても活動的、ウォーキング、ジョギング、マウンテン
バイク、登山などアウトドアスポーツが大好きです。
それとは対照的に私は出不精のデブでした。

外に出るなら、家でテレビ見てたいそんなおじさんが、無理やり
連れてこられたのです。

実はこの時、石鎚山をなめてました。

知り合いの70歳過ぎのおじいちゃんが、毎年信仰のため
登っている
と話していたので、近くの公園に散歩にでも行く
くらいの感覚で気楽に考えていたんです。

その甘い考えがこんな事態を招くとは!

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松山市内から土小屋まで

この時は、松山市内に立ち寄ったので、車で国道11号線を通って
東温市から県道494号線を走り、石鎚スカイラインを通るルート
を走りました。

途中2ヶ所ほど絶景ポイントがありました。
あまり有名でない場所だけどタイミングが良ければホントに
キレイなところです。

(2018年11月終わり頃の撮影です。)

①東温小学校を過ぎて少し走った右側ににコスモス畑が出現。

②花菖蒲園の少し手前、白猪屋酒店の横の坂道を少し登ったところ、
小高い丘にイチョウの大木ともみじの木が並んでた。

ちょうどタイミングが良かったのか、イチョウの落ち葉の
黄色い絨毯ともみじの赤のコントラストがとても綺麗。

ちなみに花菖蒲園は時期外れだったのと、最近ほとんど
手入れされていないとの情報があり見に行かなかった。

中腹の段々畑もキレイです。

しばらく走ると、道幅3mくらいの林道が続きます。
結構細くてくねくねした道。対向車が来ないことを願いつつ走ります。

小一時間すると石鎚スカイラインの入り口が見えてきた。

この鳥居をくぐって左へ行くと面河渓、おもごけい右が石鎚スカイラインへと
続きます。

石鎚スカイラインは全長約18Kmで、途中の長尾根展望台からは
天狗岳御来光の滝が望めます。やはり10月の紅葉シーズンが
走っていても気持ちいい。12月1日から3月31日までは通行止め。

石鎚スカイラインを走って30分ほどで土小屋に到着。

土小屋から山頂目指して

初めての登山でしたので、石鎚山について事前にググってみました。
参考にしたのは下記のサイトです↓

・株式会社石鎚観光

・久万高原町観光協会

初心者用の登山ルートは二つあります。

1、表参道ルート

西条市西之川を起点に、登山ロープウェイを利用し、成就社に
向かいます。御塔谷から夜明峠へ上がる古道のルート。

ロープウェイから石鎚山頂までは約2時間30分。
全長約3.6㎞で、険しい登り道が多いルートです。

2、土小屋ルート

石鎚スカイラインや瓶ヶ森林道で土小屋にアクセスし入山するルート。
土小屋から石鎚山頂まで片道4.6km。

約2時間~2時間30分の登山コースで、比較的ゆるやかな道と
なっています。「二の鎖」の手前で表参道と合流しています。


この時は、二つのルートの内より初心者向けの土小屋ルート
選びました。

当時は11月の終わり頃だったので、閉山されていて土小屋の
レストランや宿泊施設も営業してません。 土小屋の駐車場も
ガラガラで、車も4、5台しかいません。

「こんな時期に登ってもいいの?」 と少々不安に。
土小屋の駐車場横にある神社を横目に奥へ歩くと登山道入り口です。

土小屋遙拝殿

この時お昼の12時くらい。
予定では、上り下り往復5~6時間かかるので夕刻には土小屋に
帰れる計算ですね。

歩き始めて1時間くらいは割と平坦な道が続きます。
が、しばらくするとアップダウンが激しくなり、日ごろ運動不足
のおじさんはばて気味。

こんな道バッカリ。

まだ少し余裕

半分過ぎたかなぁ?

二の鎖手前

成就社と土小屋の分岐点、もうぐったり。

良い景色だ。あと少し。

ここで一服、

やっと登頂。気持ちいい!

頂上は強風で寒かったけど、景色は最高だし、
達成感と気持ちのいい疲れにしばらくボ~ット辺りを
眺めまわしています。

ふと時計を見ると、PM3:40頃になってた。
速く下山しないと今日中に帰れなくなる。明日は仕事だし
急げ急げ。

写真に夢中の妻をせかしていざ下山。

あわてて下山したら道を間違えた。

山頂から下山する途中、二の鎖近くに成就社と土小屋の分岐点
あったのですが、あわてていたこともあり気が付かず真っすぐに
下りて行ったのです。

分岐点です

1時間ほど経ったころ辺りは薄暗くなってきました。
と同時に、なんか違う

登ってきた道こんなに坂多かった?

こんなにクネクネした道あった?

妻に聞きながら、「いや間違いない。」「大丈夫。」と
自分にも言い聞かせ取りあえず急ぎます。

2時間ほど歩くと辺りは真っ暗に。

ホントに真っ暗です。

懐中電灯なんか持ってません、スマホアプリのライトを
妻と交互に照らし、充電を気にしながら黙々と歩きます。

暗いのと、先が分からないのと、静寂が不安を煽ります。
少しの物音でもビクビクしながらただひたすら歩きます。

この時点ではもうすでに道に迷ったと確信してました。

ただもう山道が続く限り下りていくしかありません。

と、3時間ほど過ぎたころうっすらと家の明かりが見えてきた。

「ああっ!明かり。」

どこか分からないけど二人ともホッとして足取りも軽くなった。

鳥居をくぐって明かりに近づくと神社らしきものが。

なんと成就社に着きました。

時刻を見るとPM7時過ぎ、近くに食堂の様なものが見えたので
中に入って店員さんに聞きます。

昭平令
昭平令

すいません、ここから土小屋まで歩いて
どれくらいですか?

おばさん
おばさん

???土小屋へ行くの?今から?

はてなマークのオンパレードです。

昭平令
昭平令

はい、土小屋から山頂まで登って間違って下りてきた
みたいです。

おばさん
おばさん

土小屋はまた二の鎖まで登って行かないと無理よ。

昭平令
昭平令

ええええっ!

冷静な嫁
冷静な嫁

ええええっ!

さすがに今から二の鎖まで登って土小屋まで歩いて帰る
気力も体力も残ってません。しかも土小屋に到着したとしても
真夜中です。

しばらく妻と相談してもう帰るのは諦めました。

昭平令
昭平令

あのう、ここ泊まれますか?

おばさん
おばさん

大丈夫、部屋空いてるよ。

店員のおばさんが神様に見えた瞬間です。

私たちが泊ったのは「常住屋白石旅館」という成就社の境内に
ある宿でした。

翌日、朝8時に出発し6時間ほどかけてクタクタになったけど
無事土小屋まで帰れました。

まとめ

今思い返しても、

山は怖いなぁ。

と思います。

暗がりの中下山しているとき、山頂で感じていた達成感も
空気の美味しさもすっかり吹き飛んでいました。

《今回の経験で山登りで気を付けること》

  1. 時間には余裕をもって、明るい内に下山する事
  2. 最低限の装備は用意しておく
  3. 登山コースは十分下調べをしておく
  4. どんな山でもなめてはいけない 

ということです。

この時は、たまたま運よく成就社まで下山できましたが途中で
もし他の道に迷っていたらと思うとゾッとします。

私たちのように無計画でなければ石鎚山は一度は登っておきたい
ホントにきれいな山ですよ。

ぜひ最善の準備をして訪れてみて下さい。

それでは。

 

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